「掌篇」を含む小説

至近距離で顔面が打ち抜かれる夢を観た。おれはボールを投げて、室のなかの憂鬱をどうにかしようとする。そんなおれを殺し屋に仕立てた連中をおれは赦しはしない。

角川武蔵野文学賞、参加にむけたページです。 この作品は掌篇集「灰と煙と」の収録作品です。 いじめっ子といじめられっ子。それを容認するその他大勢と、容認しない《わたし》。彼らの葛…

奇妙な感覚、恐ろしい来訪者、優しい気持ち。 何かが起きたり、起きなかったり、様々な掌篇を集めました。

夏の夜の　ほんの一時の　ありふれた情景

主に、大阪てのひら怪談に応募した掌篇です。規定の800字は私には少し短すぎたのでちょいちょい加筆しています。 ホラーが苦手なので少し不思議なショートショート寄りです。大阪とサメと…

🧙🍌

お手伝いしましょうか。

反転

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僕が2021年2月6日の夜に見た夢の話です。 小中学校の同級生や高校の先生が登場します。 理由は、謎です。

しやわせのあおいとり。

これは夢か、現実か。

一人の少年と一本のたけのこの邂逅。

「婚約を破棄するっ」から始まるいわゆる婚約破棄モノの掌篇。

「クリスマスの二週間前、私は恋人を消した。」 寒気が重たい布団のようにからだを圧迫してくる日だった。ハロウィーン直後から飾られているイルミネーションの光が目に痛い。 短編小説た…

物理現実の規定をはずし、この世界をできるだけ正確に捉えなおそうと試みる心象世界のリアリズム掌篇集。私たちを取り巻く未生のゴーストを認識し、信仰・妄想・二次創作、それらがすべて等し…

貧しいながらも仲良く暮らしていた夫婦。 ある日突然、喋る猫が現れます。そしてこう言ったのです。 「願いを何でも叶えよう」 代償なしに何でも願いを叶えていく猫。 一体この夫婦に…

これは私にとっての、或阿呆の一生。

「雪」をテーマにした掌篇。2009年1月に完成。 掲載にあたり少し手を入れました。