「不思議 シュール」を含む小説

安定が好きな主人公と不安定が好きな同居人が「表側」を積む不思議系わちゃわちゃ話。シュール。

床をめくると虚無があったという不思議系わちゃわちゃBL。虚無ですが特に大変なことにはなりません。

「裏側」に入る「俺」の話です。不思議系の低温純文。

「我々はこの森にはどうやっても勝てないんですよ」 奇術師の弟子ノモトさんとその師匠であるN本さんとその他のコンビもの。 毎日18時更新、全5話予定。

シュールコメディ寄りの不思議系低温わちゃわちゃ。

彼女が撫でていた「架空の猫」をきっかけに、僕らは恋人同士になった。 ところが、一緒に住みはじめてから彼女はどんどん不機嫌になっていく。 コミカルでシュールな短編小説。

4000文字程度の短い物語を継続的に書いてゆきます。 感想等いただけたら幸いです。

基本会話劇。 メガネにアホに不良にモテ男に霊感に、わちゃわちゃしています。

　夢って不思議ですよね。観ている人は同じなのに、「シュールレアリスムの塊みたいなもの」から「パステルカラーにまみれたメルヘンチックなもの」までバラエティー豊かなのですから。 …

とある女子高生、涼子の部屋には男の子がいる。やせぎすの身体、魚を思わせる目、黒目勝ちの目。「彼」はクローゼットの中で身を潜め、夜十一時になると現れる。 涼子と「彼」の行く末は——…

上京してきた俺はバス停で元クラスメイトと出会う。 だが、なぜこいつがここに立っているんだ。 お前に何があったんだ。教えてくれ、なあ、佐藤。

異世界からこの世界を存続させるか消滅させるかの審判をしにやって来た、「不思議田ナゼなん太郎」は、現代を俯瞰し、また現代人たちに寄生することでその内省的な生活を観察してゆく。 最終…

僕の行く手はいつも雲の中のようにぼんやりとしている。頼りにしている道しるべの「線」は、途中で途切れてしまう。あっちに行ったり、こっちに行ったり、しているうちに、気づくとみんなは怒…

彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に…

ランドセルの中には色々なものが詰まっていた。けれど、どの中身も僕の興味を引かない。ランドセルには毎日、与えられたものが詰め込まれていく。やがて、ランドセルはいらないもので溢れかえ…

僕はドーナッツが大好きだ。僕は家族から離れ、施設に入れられた。でも、家族はつながっている。ドーナッツのように。ドーナッツの上を歩いていれば、いつかは元に戻ることができる。

子供の頃、６本指の男の子がいて、私はその子に憧れていた。何か自分だけの特別なもの。私だけの大切なもの。私はずっとそれが欲しかった。ある日、健康診断で見つかった小さな肝のう胞。それ…

きりんは僕の通う店にいた。彼女の願いは叶えられた。けれど、願いが叶い過ぎた彼女は不安を抱えている。心配しすぎて不眠症のきりんと間もなく寿命を迎える僕、ねずみ。僕らが望むのは、ささ…

ママは死者が乗る列車をホームで待ち続けていた。ホームは果てしなく長く、その果ては闇の中に消えていた。ホームには一台の電話が設置されている。それは下界の自殺志願者と繋がる電話。電話…