「角（つの）」を含む小説

埼玉県さいたま市のとある場所。 住宅地のただ中にある十字路の交差点を、県道側から入ってまっすぐ進んで、角から2番目の空き地。 町内で有名なスポットになっているそこは、色々なことが…

　ブラック企業と不倫に疲弊する私が、起死回生の一手として見出したのは、フクロウだった。 　 　救われる、私救われるよおおおおおおお！　万歳、万歳、ハラショー！　あひゃひゃひゃひゃ…

ロミニアホルン角音女学院。 そこは、角人と呼ばれるツノの生えた13歳以上の少女たちが在籍する学校。 角人とは、角笛で力もつ音「角音」を奏で、超常現象を起こす者達のこと。 そ…

幻想の道は果てまで辿り着けば、どんな願いでも叶うという 魔術師の少女アリッサと使い魔”角付きウサギ”のジローは、バイク型の魔法のホウキ・ナイトウォーカーを駆って、その果てを目指す…

「相手が初心者だろうがライトユーザーだろうがお構いなく、財力に物を言わせたコンボを決めてくるプレイヤーと一緒に対戦スペースで長居するのは忍耐のいることなのよ」といって彼女は、角が…

乙姫に仕える亀の角兵衛は、自分の性に合わない仕事を言いつけられて、ひたすら脳天気な浦島をつれて地上世界にもどるのであった。時が過ぎた地上世界で待っていたのは強欲で我儘な代官と、代…

付き合い始めた頃の、とにかくイチャラブです。 少し甘めのお酒、例えばカシスオレンジを飲むように爽やかに酔っちゃうような恋愛をどうぞ。 ―この話は「次の角を曲がったら僕は君を…

大学二年生の夏の寝苦しい夜、一人寂しくゲームをしていたが暑さに耐え兼ねコンビニに買い物に行く。 その帰りにコンビニに突っ込んだトラックに轢かれて現世の幕を閉じたはずの結城　空人…

異世界で5年生き抜き旅を一度終えた男、山本・一徹・ティーチシーフ。 三十路過ぎて2、3年。スローライフを望んだ彼は、周囲に押される形で婚活に踏み切った。 なかなかうまくいかず婚活…

『キタキツネと黄色い風船』、『鹿の角の風船～エゾシカ編』の続編的スピンオフ超短編。 射殺された風船が好きな羆王、ボマイの名前を継いだ子羆は如何に二代目を継いだのか？ 偉大なる…

銀髪の髪を持ち、小さな角を二本生やし、とても綺麗な緑の眼をした女の子"テト"は気がつくと知らない空間にいた。 そんな空間に一人の男が入ってきた。 黒髪で身長の高いイケメン。見…

　僕は年齢＝彼女いない歴の25歳。 　恋愛がしたいと思い詰め、思い込みで行動してしまった。。 　間違ったやり方かもしれない。でも幸運にも、ある出会いがあったんだ！思ってたのとは…

　中学三年の冬の事だ。 　放課後、僕は近所に住む同い年のウエシマと住宅街の路地を歩いていた。 　路地の角を曲がると、我が家の斜め向かいにあるゴミ集積所の前に、少女が立っていた。 …

桃太郎は自分を拾い、養ってくれた義理の祖父母が亡くなると、村を捨て、山で生きた。桃太郎は、同じように養い手を失くした比翼、狗牙、跳猩の三名の仲間と共に暮らした。ある日嵐が襲い、山…

世のため人のために人生を捧げた寿庵。極楽浄土に行くはずなのに、なぜか地獄に堕ちてしまった。寿庵を担当する地獄の鬼は三本角と呼ばれる青鬼であった。この鬼から永遠の責め苦を追うことを…

百神井応身の童話シリーズ

人間だけの世界が終わって１２０年後の未来――西暦２１３４年。地球外知性〈異形体〉の侵略を受けた人類は、異種との共生を余儀なくされていた。 ホモ・ペルフェクトゥス――新人類たる青年…

　西暦2011年の大震災――少年の家族はみんな、死んだ。 　心臓に病気を持つ16歳の少年、沖城螢（おきづき　けい）は、心肺同時移植を待つだけの病院のモルモットだった。そんな螢が死…