「ミステリー SF」を含む小説

「手を触れずにスプーンを曲げることが出来るなら、人の心臓の血管を捻じ曲げるのは容易だと思わないか？」 2018年某月、新興宗教団体「コスモエナジー救世会」のウェブサイトで予告され…

ベーカー街２２１番地Ｂ。それが私の新しい住居だ。 同居することになったのはシャーロック・ホームズという男。 精密機械のようだという評判だったけれど、彼は本当のロボだった。 しかも…

◆『有栖川すみれの任務』前編（第2章まで、全9章構成）のあらすじ しがない男子高校生である成海隆一は、ある日、学校の屋上に繋がる階段室で、建造物侵入・器物損壊事件の現場を目撃する…

ブロマンスという言葉を知ったかーくんがお送りする東堂兄弟シリーズ第2弾。自分はパラレルワールドから来た蘭だと主張するストーカー男が次々と起こすSF的殺人。狙われた蘭は拉致されて……

　主人公：浅見真の目覚めた場所は渓谷内の深い森に囲まれた昭和初期の温泉宿だった。雨により分断された通信と交通手段。ポケットにあった謎のメモ。そして自分の記憶との齟齬と繰り返す7月…

並行世界への干渉と移動を目的に、量子コンピューターを駆使する主人公、杉山昴（すぎやま　すばる）は、同僚の赤坂百合花（あかさか　ゆりか）と共に、演算を行う。 やがて一つの発想を元に…

　京都の私立大学に通う男子大学生の稲宮光は、自分には好意を寄せている人がいるが、それが誰かは分からないという日々を送っていた。ある日、稲宮は拳銃を持った謎の男から命を狙われる。そ…

【この物語は、陽光町に生きる人々と、この世界を観測した、一夏の黙示録である】 子どもたちの元気な声が響き渡る陽光町。ある日この町に、観測者を名乗る謎の金髪の少女が現れる。 その…

SFてどう？ ミステリーの傑作は？ めちゃくちゃ恐いホラーてある？ 夢野が独断と偏見で書きます。 近況ノートにて皆さまの感想をお待ちしてます(*^o^*)

ユウガオの花言葉は―夜。はかない恋。罪 秋から冬にかけた話なのに、夏の花(笑) 毎日連載、がんばります。 ―あらすじ― 静内大学内で生物学の教授が誰かに階段から突き飛ばされて死…

休学中の杉山君は、山奥にある伯父の家へアルバイトにやってきた。二週間だけのアルバイト、温かい伯父、杉山君は知らず知らずのうちに山に化かされ、真実を失っていく。そしてあなたも。一体…

1999年、世界は滅亡する。ノストラダムスの大予言が迫る世紀末、熊本県神瀬村に住む少女は、怪獣〈ヒドラ〉と出会う。 同時期、青年は日本古代史の謎〈空白の四世紀〉を探るべく、日本神…

　火星で発見された人工物から光の三原色が放たれた時、出来事（事件、異変）の歯車が噛み合い動き出す。 　カルス（植物の未分化細胞）を利用した、ATPエネルギーで動くバイテク製品が殆…

超能力があたりまえになった月面都市ディアナ。超能力を使った犯罪を超能力で調査するサイコディティクティブ（超能力探偵）のタクミが、助手の美少年ユーベルと連続殺人事件を解決。 推敲前…

永遠に雨が降りつづける小さな都市国家、その名も「雨の街」。 十五歳の少女・結原ヒカリは、六年前に記憶を失くし、その街で拾われた。 雨の街では食料の大部分を隣国である「風の色」か…

永遠の命を得たい、そんな妄想に取りつかれた狂気の女医が、ES細胞を自らの子宮に戻してしまった。その悲劇的結末とは…。生命倫理は秘かにそして確実に破られる。ミステリー調SF小説です。

なぜか同じ日を繰り返す。原因も理由もわからないまま抜け出せない今日に絶望していたが、何度目かの今日、これまでとは少しだけ違う事が起きる。

　鶴来家の長女、鶴来千代（つるぎ-ちよ）は手書きの文字を読むと、誰が書いたかを当てられる不思議な特技を持っていた。曽祖父が残した「文字は心を映し、言葉に力は宿る」という至言。千代…

　東京湾・本牧沖に浮かぶ巨大な浮島。そこは日本ではなく、アフリカ・ブルンガ共和国の飛び地だった。この小説を長編化・再編したものを公募に出していましたため、1月20日から公開休止し…