「文学 学園」を含む小説

　文学好きでヘビーメタルを愛し、プロ並みのギターの腕前を持つ高校一年生の大石ユリカ。内向的な性格ゆえにその才能を発揮する機会がなかった彼女は中３の時に渋谷霊徳学園の学祭を訪れた際…

その場所はただひたすらに存在し続ける。 例え誰一人見ていなくとも、その場所はそこに存在し続ける。

神のもとに1話完結。終わりゆく地球に幸あれ。

国際会議の開催を間近に控えた港町に住む、「喋らない少年」、プリウス。 彼はたった一人で毎日絵を描き続けている。 彼の前に一人の少女が現れ、問題を抱えた少年たちが集った時、町に命が…

　その学校の生徒会室には、凍りついたカメレオンが眠っている――。 　離人症に苦しむ一人の青年「君」は、完璧超人と目される森本樹里亜との無謀な恋の駆け引きに出る。それは他者との関係…

沙奈と仲良くなりたい。 沙奈と一緒にお昼ごはんを食べたい。 沙奈のことを、もっと知りたい。 だからあたしは覚悟を決めて、今日も沙奈に話しかけるのだ。

兵庫県と言えば、えべっさん。1月10日の福男選びは人気の行事です。また昼間は屋台が並び笹に縁起物を飾った参拝客で賑わいます。

廃部が確定した生物部に所属する、主人公と親友の川島修二。 二人は飼育していた生物たちを裏山へ放しにいくのだが……。 繊細な二人の少年が織りなす、美しい夏のひと時。 『猫の夢』…

最初は苦手な存在だったあの子。しかし一つのきっかけでそれが恋へと変わる。辛い、でも楽しい。そんな一年半と１週間の恋が愛へと変わるのか、終わってしまうのか。普通の中学生のリアルな恋…

物語というのは、衝撃的な出会いから始まるのがセオリーである。夕暮れの図書室で出会った2人の話。あるいはただなにかを語る話。

　春。それは新たな始まり。 　待ちに待った高校生活。入学式を終えて明日は始業式と緊張を隠せないでいた朝川 秋人は、夢の中で泣くある少女の光景を見る。不自然なのはそこに自分がいた…

少年は、一人埠頭に向かう少女を見かける。 少女は、ひとり埠頭で海へ本を投げ捨てた。 決別のために。

「自殺部に入部しなさい」 太宰治についての読書感想文が校内賞に選ばれた高校一年の青木和海は、やることなすことエキセントリックな先輩、二年の天ヶ瀬唯に「自殺部」へと誘われる。自殺部…

前々から書いてみたかった格闘・武術ものです。 主人公が色々エラロイ目に合います。 ラノベ以上、文学未満な内容です。

水色の少女をめぐる薄い記憶。 主人公は選択肢に恵まれた高校生。 周囲からの承認と否定だけを材料にした、 極めて不安定な現実の中で、 確固たるものを求め、夜の闇へ迷い込んで行く。 …

私がこれまで出してきた詩集から、第二弾・第三弾・第四弾を中心に厳選した詩を一つの詩集にして纏めました。

わたしには自由がない。 両足を腕を身体全体を覆い尽くすように冷たく硬い感情のない鎖が絡みついている。 感情のない鎖は日ごと私を締め上げて苦しめている。 抑圧と渇望と。翼を煌めかせ…

　もう軽く１０年以上前に書いた小説。 　その頃、「百円文豪」という投稿サイトがあり、週間のピックアップコーナーみたいなのに、取り上げられたことがありました。（出来がいいから、だ…

「きみ」は突然髪を赤く染めてきた。校長が呼ばれる、親が呼ばれる、「きみ」はそれでも動じず不機嫌なままだった。