「主婦」を含む小説

　子どものころから「怖い話大好き！」だった、東海地方在住四〇代主婦のワタクシ。「幽霊って本当にいるの？」という周囲の疑問に「なんでいないと思うの？」と本気で聞きかえすほど、当時か…

　視点人物の辰巳瑠衣子は娘夫婦の犬を連れた朝の散歩で旧い知り合いの尾瀬佳代子と出会う。今では昔の清楚な面影が無残にも崩れた小太りの老女だ。佳代子は約三十年前、瑠衣子の恋人／尾瀬康…

タイトルどおり、船乗りのヨメである私の日々を綴ったものです。ただの主婦エッセイだと甘くみるなかれ。男性は撃沈します。

専業主婦が、４０代になりパートをしてみることに。仕事は思った以上にすることは多いし、それ以上にパートさん同士のあれこれやら、とあるちょっとブラックなスーパーの日常と裏側、自分自身…

夕食の支度をしている主婦のもとに訪れるインターホンの音。やってきた客の正体は……膨らむ妄想活劇。

閉鎖的な田舎を嫌い都会へ移り住んだ主婦の雅美。しかしそこで田舎以上に不可解なことが起こり始める。妻が失踪したと夫が言い、夫が誰かと入れ替わったと妻は思う。巨大マンションで一体何が…

パンが好きな主婦の私はとくにクロワッサンにいくつかのこだわりを持っている。 今日も新しく買ってきたクロワッサンを家で食べていたはずなのだけど、気づけばなぜか見知らぬ場所へ迷い込ん…

すっかり日も落ちた時刻に、猫カフェの前で入るのを躊躇していた一花は、妙な眼鏡を掛けた青年に声を掛けられて。 猫初心者お嬢さんと猫使い青年のもたもた恋愛話。 人物紹介：（年齢は登…

―――――初めて出会った頃からもうすぐ十年。 私の一目惚れから始まり、猛アタックの末結ばれ、同棲し、結婚した。二人の子供にも恵まれ、傍から見れば幸せ絶頂な夫婦。私も最近までそう思…

ネットを通じて男娼を買った主婦の「私」。 「私」が男の次に「買おう」と決めたのは「新しい靴」。 「新しい靴」を買うために、「私」は働き始める……

●あらすじ 　突然、漫画を描き始めた会社員の夫（43歳）に悩む妻。彼が漫画を描き始めたきっかけは、幼い頃、ひょんなことから手に入れたスニーカーだった。それは雲に乗ることができると…

「私はぽっちゃりかわいい系猫ナンバー１のトムさんたい。 特技はお腹を使って洗濯物をたたむことばい。 ぽっちゃりなお腹は万能やけんね。」 何気ない日常。 何気ないしぐさ。 だけ…

日浦 聡里(45歳)　主婦　 満たされない心を持て余しながら、今日も生きていく。 主婦も恋してもいいですか？ 誰かを好きでいたいと思っていいですか？

０年後、高校生の彼女は放課後の教室で彼からの告白を待っている。 １０年後、主婦の彼女は夕方の家で大事な秘密を夫に告げるのを心待ちにしている。 ２０年後、殺人犯の彼女は黄昏時の取調…

よし子ちゃんの家には真田幸村がいます。真田幸村は大きいし、強いし、いいなと思います。 　 　うちには真田幸村はいません。 　恐らく、家には一生、真田幸村はいません。 　ウチは汚…

大衆演劇のお客さん。 そのほとんどは「フツーの女性たち」。　 大金持ちじゃない、お嬢様でもない。 普通に子供を持つ主婦だったり。 お孫さんの居るおばあちゃんだったり。 現在は中学…

　2010年の12月、十歳の高木昴は、自宅で父の帰りを待っていた――。 　一年前、高木家は崩壊の危機にあった。 　昴の父の明彦は天文学者で、日々星の観測に明け暮れ、あまり家庭を…

大衆演劇と云えば・・・ よくも悪くも注目されるのが あの一万円札で作る「花（ご祝儀）」。 踊ったり、歌ったりする役者の胸元や帯に ≪フツーの主婦≫が何枚も何枚も、 時に帯状や輪っ…

この作品は脚本形式の文章です。 『鏡』を題材として書いた20枚シナリオ。 【登場人物】 　衣原明日香（９）　……　小学三年生。　 　衣原花（５）　　　……　幼稚園児。 　衣原み…