「象徴」を含む小説

描写に意味や象徴を入れていく練習で書いたのですが、ストーリーがなさ過ぎて面白くないです。基本コンセプトは「娘が成長していくことで、女性としてのセクシャルを吸収される母」です。

「NASAの月着陸は陰謀ではありませんが実際のところ、現在はロスト・テクノロジーです。当時仕様されていた宇宙服は経年劣化して実用に耐えうるものではなくなり、月面の有人探査に利用で…

　紋章――それは魔術とは違う理を持つ、異能力の一種。 　魔術では到底実現できない現象を引き起こすそれは、実力主義のこの世界ではまさしく権力の象徴だった。中でも血族に引き継がれてい…

　帳（とばり）レンは幽霊、妖怪より寵愛を受け、彼らの世界に触れる事が出来る。 　しかし、幽世と現世は常に反目し、交わってはならぬもの。 　彼は現世を行き交う亡者共を葬る滅殺の…

死者の胸に花が咲く。そんな花達を、命花を墓とともに植える世界。彼は薔薇を主としたローズセンターで命花の世話をしていた。そこに、不吉の象徴とされる曼殊沙華を抱えた少女がやってきて…

『かつてあった、正義の物語』～大人のためのリアルファンタジー～ 我々の住むこの世界とは、異なった歴史を持つ別の世界。 その片隅にデロイ帝国とメディトリアという二つの国があった。…

《人妖特区》は人間と妖怪の共存のための架け橋として建設された計画都市である。人妖戦争の終戦を機に、共存路線をとってきた人間と妖怪は互いに寄り合い、その象徴として半妖が生まれた。そ…

　２１４８年。人物はとうとうＸ遺伝子のみの人口受精に成功。 　これにより、子孫存続の為の『男性』が必要でなくなった。 　人の生態系の常識が瞬く間に崩壊し、男性は法律等でも守られ…

【第６０回群像新人文学賞一次予選通過作品】 昭和２５年。私は女性物理学者の卵として、大学院にて研究に励んでいる。 あの忌まわしい戦争が終わり、人もこの国も世界も大きく変貌した。…

　本来、誰の心にも「楽園」は存在する。それは形にはならず、心の底で物言わず人を支える、その人の象徴でもある。 　だが、人間が黒い繭に包まれ、腐食し死亡してしまう奇病、『黒繭事件』…

幾度もの戦争により荒れ果てた世界はシュヴァルツとレウコンという二つの列強国に分断された。 両国は更に軍事力の強化を望んでレウコンは徴兵制にすることで数で勝負に出て、…

パブリック・トイレ。 そこには社会の縮図がある。 そこには日々、男達が集う。 彼らが一様に携えるのは、可能性の象徴。 パブリック・トイレ。男達。象徴。 かの地で為されるあ…

カクヨム初期を彩った徒花『オレオ』。 一瞬の光芒を放って流星のように消えたそれは、カクヨム運営への不満の象徴であるように思えた。 そして、それを消してしまった運営に、どうしてもぬ…

平和記念公園の中央で膝をつく巨大な鉄塊。 平和の象徴、或いは恋人たちの待ち合わせの目印として人々に親しまれるそれは、かつてこの世界を破壊し尽くした殺戮兵器であった。 戦後百年…

BOOTHにて「キメラの島」同人誌頒布。 両性具有のオムホロスは自らの身体を作り上げている片割れを探し、師匠である魔術師との戦いに挑むことになる。敗北か勝利か。……敗北は死。 …

或る普通の村に生まれ落ちた俺は、親に殺され掛けた。周りを見渡せば皆同じ様に俺に殺意と恐怖を向けてくる。きっと俺は生まれて来るべきでは無かった存在なのだーーー。 古来より災いと不…

某少女小説大賞の最終選考通過作品です。 約12万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間30分程度)。完結済。 変わり果てた友人と紡ぐ、少年の救済の物語。 砂と岩の国に生き、水に呪…

　ある時、とある三つの銀行が経営上の問題を解消すべく、統合合併を行った。 　それに伴い、三つの銀行それぞれの経営を一本化するために新たな統一管理システムの開発が試みられた。しかし…

　この世界で“天使”とは、破壊の象徴であった。 　その歴史の中で、人々は抗う術として魔術を生み出し、それを行使する魔術師を育成している。 　長きに渡り、殺し殺されを繰り返して…

ここは―【中央アグネシア大陸】―この大陸で最も大きく一番の権力を象徴とする巨大な都市と暴君がいた。都市の名前は【セクマディ】といい暴君の名前は【ジョージ・アレキサンダー】という。…