「←どこから？」を含む小説

不定期更新。一応大長編の予定（100万字はいかないかなあ）。 いささかの気負いを込めて言わせてもらえば、湾多のライフワークの一つとなるはずの作品です。が、裏付け部分の文献読み込み…

　☆毎週月曜日、それ以外の曜日にもできれば更新していきます。 この物語は、弱い主人公が使い魔に頼りながらゆるく生きる物語ではありません。☆ 　 「ん、ん、ん、ん、え？ここは、…

【喫茶店守花】で働く青年 白花 守（しろばな まもる） ある日、店に来ていた常連の女学生に聞かれた。「守さんは、初恋とかあるんですか？」 その一言を耳にする守の頭の奥底から遠い遠…

魔界を旅する青年は、とある境遇で奴隷の少女を買う事になりました。 肉の都、花園の村、契約都市……様々な場所を巡りながら、2人は心を通わせていきます。 どこかに自分たちを受け入れて…

嫉妬に燃えるクラスメイトに殺された、どこにでもいる普通の高校生は、女神から「煉獄」か「転生」かの選択を与えられる。彼は当然のように、新しい人生をやり直せる希望を抱いて転生を選ぶ。…

代わり映えのない日常。そんな毎日を過ごしていると思っていても、ふと立ち止まって思い出して見ると、どこか必ず色濃く蘇るシーンがあるはず。 自分にとって、その記憶を書き留めるキーは、…

―毎日が誰かの誕生日で、誰かの命日だ。 これは、再生と再出発、継承と祈りの物語。 20XX年某日、心臓の病で死んだ俺は異世界へと転生した。 転生したのは魔物を信仰する大陸、アノ…

　僕、谷口徹は刑事。でも、きっと刑事には向かない。 　過去に、血塗られた、凄惨な殺人現場を見た。だのに、僕の中でそれは、どこか美しい光景として、心に刻まれ染みを作った。 　それか…

老舗の菓子店兼土産物店の本社で、事務スタッフとして働いている那須野ゆず。 恋人と別れて三ヶ月、気楽なおひとりさま生活を満喫していた彼女だったが、ひょんなことから、上司である沓澤に…

◆自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。 そこに、ひとりの冒険者がいた。経験を積み実績を挙げてゆくゆくは勇者を目指すべき冒険者の身でありながら、来る日も来る日も神殿から依…

『のらねこ お岩がいく』 白いぼうしの〝お岩に〟の占い的つぶやき、 これをきっかけに、 のらねこ　お岩は でかけることになる。 わて のらねこ お岩が語るよ。 ぼろぼろでつく…

中学３年生のまおは、いつの頃からか悪夢を見るようになった。その頃から体が重く感じて、学校に行くのも一苦労。母親からの言葉の針を抜く気力もなくなっていた。 ずっと夜明け前の世界にい…

　その世界には争いがなかった。悪意も差別も貧困も、人々を苦しめるあらゆるものがその世界には存在しなかった。同時にその世界には変化がなかった。変わろうとする意志もきっかけも目的も存…

一話完結が基本。マスゴミに毒されていないあなたなら、登場人物も想像がつくように安直に改竄していますから、どこから参入しても迷子にはならないように配慮しています。事実は小説より奇な…

VRゲームが主流となった未来の日本に住む高校生であり、役者の父を持つ芥川アクトは、ゲーム内でキャラクターのロールプレイを得意とし、その技術を活かしてRPGのプレイ動画を投稿してい…

掌編小説です。 テーマ、ジャンルは自由で、1000文字以内で自分の表現力の向上のために書いています。 一話完結で、どこから読んでも楽しめます。 たまに私の他の小説の登場人物が出…

シリーズ二作目。 「後悔の重さや優劣は、どこから生まれるのだろう」 　子どもの頃に井戸神から魂を割られ、同時期に迎えた姉の死とそれを取り巻く環境をきっかけに、あの世とこの世を行…

高槻優斗は春から月影学園に通うことになった転校生。新しい町での生活に期待と不安を抱きながら通学する彼は、親切な先輩・桜井瑞希と出会う。初対面なのにどこか懐かしさを感じる瑞希。そし…

　文章を読んでいて、「この人が紡ぐ文章なら、いくらでも読んでいたい」と思ったことはないだろうか。 　わたしは何度もある。 　そのインスピレーションはその時々で違っていて…

2024年秋、終盤。 またいつも通り科学もなにも進展しないまま日常を過ぎていく。 消滅可能性都市と呼ばれる場所が増えていく故郷を捨てて我々はどこへ行くというのか。 やり場のな…