「新人賞」を含む小説

「ここがアタシの知る地球だと思いたくないわ……」 非番中の女刑事平坂は銀行強盗と遭遇し、運悪く暴発したトカレフの犠牲になってしまう。次に彼女が目覚めると、なんと50年の月日が流れ…

私たちは《梯子渡し》のために、舟に乗って星から星へ、銀河の外縁へと渡っていくの。 だけど《梯子渡し》がなんなのかわたし、知らない。たぶん舟の誰も知らないんじゃないかな。 舟がふる…

コバルト短編新人賞もう一歩に残った話です。 自分のほんとうの気持ちはそのときにはわからないし、 いつだってあとからわかることばかりです。 はじめて書いた百合ものです。よろしく…

サンリゾート王国の王女サルは、護衛役のジンとともに日本にやってきた。日本人に化け、日本の高校生として。サルは日本の高校で遊び倒そうとするが、正体不明の敵の魔の手が伸びる。 学園ア…

ラノベ作家デビューした人を大学入試合格者に例えたもの。

　文芸部に所属する末広新次は毎回一次落ちだが作家になる夢を諦められないでいた。そんなある日。新次の子孫を自称する来未が現れる。居候と化し高校生なのにニートを養うことになってしまう…

　長編の方が筆が乗らない（致命的に書けない）ので、あらすじも考えずに書きなぐる短編を執筆してみた。 　てか、短編新人賞が、原稿用紙に移す作業が終わらずに締切を迎えた。もはや絶望。…

異世界からの『侵蝕』を受ける都市イフリヤ。そこで『侵蝕』が生み出す怪物〈喰禍〉と戦う青年、アグレイはある日、孤児院を営む少女キクと出会う。孤児院を『侵蝕』によって失ったキクの心の…

文化祭で白崎実たち演劇部は劇を成功させ、友情、絆、仲間をその身に感じていた。しかし数ヶ月後の現在の演劇部は……実にとって最悪な環境と化していた。 そんなある日、顧問に呼び出され…

夏休み、中学校へやってきた幼馴染の２人。 誰もいない教室で、なかなか素直になれなくて…… コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品に選ばれました。

海が見たいな。 薄れゆく意識の中で、君はそう言ったね。 かつてこんなにも激しく美しい恋があっただろうか――選考委員も号泣した、究極の恋愛小説。第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞…

鬼柳怜生・享年17歳。彼の生涯は双子の姪をかばって儚く幕を閉じた……はずだった。 何故か生き返った怜生の前には、長い紅髪に豊かな胸の、見目麗しい蛇女……蛇女!? さらに、彼女は怜…

　ライトノベル作家を密かに目指す高校三年の柏木恭介は新人賞に応募し出してから二年が経つものの、未だに一次選考も通過できないでいた。それでもいつかプロになる事を夢見て恭介は学校の昼…

第７回ポプラ社小説新人賞１次選考通過作品 　 商社マン・小暮俊太郎は、スーパー・コンピュータ開発競争に勝利する切り札となる希少鉱物・ブルーダイアモンドを加工する技術開発のプロジ…

　勇者ジャンゴは何度も転生をくりかえし、長きにわたり〈西つ国〉の平和を守って来た。あるとき魔法使い灰色のコルブッチに弱味を握られ、必要のない竜退治へと駆り出されたジャンゴだったが…

第5回集英社ライトノベル新人賞第一次選考通過作品。 不思議な力が込められたカード「紙牌」はこれまでに24種発売され、超高額ながらも世界中の悪党達の切り札である。美人盗賊ハイドラは…

再婚を繰り返す母を持つ少女、まこと。 彼女の生涯は波乱万丈だった。 ※こちらの作品はすばる新人賞に応募したものです。 一次選考に落選したものの、どうしても世に出したくてこのよう…

機械文明が衰退し魔法文明の時代が到来したころ、主人公のリゼと妹シャイナは旅をしていた。目的は王都に向かうため。けれど王都に向かう街々で彼らは常に差別を受けていた。それは彼らが世界…

　主人公、白神ゐすゞは不幸の素因となる憑き物を食べ、人々を幸せにする神、であった。しかし、幸せを求めて全国から神社に人々が押し寄せ、あまりにも多くの不幸が持ち込まれた故に食べ残し…

　2011年のHJ文庫新人賞に応募し、最終選考まで進んだ作品です。皆様の試金石にしてもらい「えー、これじゃ駄目じゃん」「なるほど、参考程度になるな」等、楽しんで貰えばと思います。