「姫♂」を含む小説

氷の天使と神族のひとりぼっちの姫。そんな御伽噺が語り継がれる国だった。王位継承者のフランは氷の天使の末裔と言われていたが、残念ながら魔力には恵まれなかった。それでも彼は優しく周…

　非モテで特に取り柄もない俺─── ──日向　葵(ひなた　あおい)。 　声が男にしては若干高いのがコンプレックス。(男の娘？) 　そんな俺はある日、学園のマドンナ─ ──神楽　天…

どうやら俺は記憶を失ったようだ。 倒れていた場所のすぐそばには切り立った崖があり、俺自身は服も身体もボロボロなのだから恐らくあそこから落ちたのだろう。 いや、コイツらに落とされ…

誰もいない放課後の図書室、図書委員である彼にとって、そこは絶好の昼寝スポットであった。 いつものように椅子を並べ、至福の一時間を過ごす。が、途中夕日のせいで目を覚ますと、そこには…

主人公にとっての姫とは？ 姫はどんな最期を飾るのか… 儚くて切ない、姫の死をテーマにした短編集

忘れられた迷宮の奥深く、魔族姫イクナは、己の怠慢によってすべてを失い、堕落した。廃れたダンジョン、裏切った人間たち、そして迫り来る脅威の中で、彼女は生き延び、かつての栄光を取り戻…

｢青花のかぐや姫｣と呼ばれるほど、美少女のような容姿を持つ男子高校生、星川輝夜(ほしかわ かぐや)。 彼は悪質なナンパに絡まれていたところを、学校では王子様と慕われているイケメン…

冒険者としての第一歩を踏み出した青年、ディーク＝アイラー。 一風変わった召喚魔法を扱うことのできるディークだが、ステータスの低さ故に受け入れてくれるパーティを見付けられずにいた。…

『夜の華』そんな名を持つ女に、俺は助けられた―――。

大昔に書きかけていた同名小説のリメイクです。 私のお気に入りヒロイン夢見川瑠依が主役となっています。 当分はこれ最優先で書きます。

魍魎…すなわち妖怪。人ならざる者であり、人の魂を喰らう者。女子の姿で在りながら人の魂を喰らう者。人々はこれを『人喰姫-ヒグメ-』と呼んだ。 小さな集落で暮らす『十太郎』は、村一番…

その世界は最後まで生き残った貴王姫を求めている―――― 目覚めた璃朱を待っていたのは五人の彼女を護る者達だった。 貴王姫である彼女はしかし、貴王姫同士の争い――姫取合戦を回避する…

高校生の東雲晴人は、何の変哲もない日々を送っていた。しかし、ある日突然父から再婚すると言われ、あの学校で有名な氷姫兼お隣の席である白雪有栖と義妹になった。 たが、義妹にな…

時は平安の中頃。 都では内大臣家の姫が噂になっていた。名は晶葉（あきは)。 年齢は十八歳になっている。 そんな晶葉姫の元に、秋のお香である侍従の香が焚きしめられた文が届く。 どう…

あやかしの国「阿の国」。北の領を統治する鬼伯（鬼の王）の息子である碧霧は、ある日、紫月という名の女の子と出会う。二つ鬼と一つ鬼、それぞれ訳ありな二人は、お互いの素性を隠したまま、…

「大丈夫ですか？」 声をかけた先にいたのは、声を失った青年だった。彼には不思議な力があり、歌や声を出すことによって人々を浄化させてきたという。だが、その途中で突然声が出なくなって…

とある事情で一人暮らしをしている私、朝倉雨季。そんなある日に学校の姫である一ノ瀬咲夏の子どもと名乗る一ノ瀬季星が家を訪ねてくる。「ママと結婚してください。」と言われ戸惑う私だった…

二人ともクラスの人気者だけど、性格は正反対！！ そんなふたりのラブストーリー

高校生小説家の天童沙織は『騎士の主人公が愛する姫を守れず心中する』という小説を書いていたところで裏世界へと転移させられる。 　そこは荒野であり、モンスターから逃げた末に、古代遺跡…

中学三年生の夏、不運に見舞われた立花涼は交通事故に合い下半身不随の障害を患うことになる。 幼い頃より水泳選手を目指していたが医者に「水泳選手に復帰出来るまでの回復は絶望的」と言わ…