「短編 音楽」を含む小説

暗い部屋に男が1人――。 脱ぎっぱなしの服。飲みっぱなしの空き缶。立て掛けられたテレキャスター。 夢を追い、理想を抱き、全てを費やし。 その果てで、男は落ちていく。 夢を失…

私の友人から聞いた話がきっかけで、別の友人の過去の話とミックスした短編小説を書かせていただきました。 皆さまは、どんな時に大切な人を思い出しますか？ こちらの作品は、２０１９…

大学生の神崎雪は自殺しようと訪れた屋上で、死神の美香に出会う。美香に止められて一旦は自殺を止めるものの、生きる意味が見つからない雪は悩み続ける。そんな中元バンド仲間の須藤響子に誘…

日頃から触れる本、映画、漫画、雑誌、テレビ、音楽。 全てが自分を作り、人との境を作れば、人との重なりを生む。 私と同じ考えの人もいれば、まったく違う人、ちょっと同じ人もいるでしょ…

　好きな作曲家のCDがあったのに、ちょっと高くて手が出ない。困った私の前に現れたのは、同じサークルの男の子だった。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で…

毎日ライブをする店の親父の日記 ジャズの事 人間観察日記である。

　夏休みの、二人きりのボックス。 　好きな女の子から追及されて、困った僕は、もう叫ぶしかなかった。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　実在した盲目の音楽家、阿炳をテーマとした短編の2作目です。今回は琵琶曲「昭君出塞」、二胡曲「寒春風曲」に題をとりました。

緩やかに死を迎えていく世界。 辺境の地で育った少年と少女は、健やかな愛を育んでいた。 しかし、壊れ続けるこの星を、少女の唄が救えるのだという。 星のため、世界の人々ため。少女は一…

　実在の音楽家の曲から着想した短編です。名前も其処から拝借しました。

「アンタがママの再婚相手だなんて、絶対に認めないから！」 　ミュージシャンである主人公宅のドアを蹴り上げて叫ぶのは、今は亡きバンド仲間の娘だった。 　来年中学卒業を控えた少女…

アメリカ南部。虐待されて育ったサラは、音楽教師に才能を見出されてボストンの大学へ進学した。コンプレックスを抱えた彼女が迎えたルームメイトは、才能あるピアニスト。彼女への憧れは、恋…

ロックバンド『カレイドル』のギタリスト、44歳の智幸は新曲のレコーディング中に突然14年前へタイムリープしてしまう。そこはバンドが解散寸前に追い込まれていた時代だった。 ※作…

【恋愛部門最高日間1位・週間5位】 ずっと好きだった幼馴染の彼。 彼を好きでいることは私の中で当たり前になっていた。 やがて彼は世界を股にかける音楽家への階段を駆け上がる。 ず…

The Smithsに憧れる女子高生、雨宮純。宅録で一人曲を作っていた彼女は、ある日写真家志望の少年、芹澤千春と出会う。 その年、ふたりは結託して初めてのEPを作ることを決めた。

愛するバンドマンのジンが死んだ。 ファンとしてジンにすべてを捧げていたひかりはジンとの日々を回顧する。 ジンと出会い、変わった人生。 ジンと離れて、辿りついた未来とは。 (20…

「ねえ私のこと全部わかるって言ったけど　あなたなにも見えてなかった」 チャットモンチーさんの曲って女の子の気持ちをそのまま切り取ってる感じだしてすごく好きで、書いてみました。

春から引っ越すため、片付けに追われる主人公。忙しい日の中で、ふと、長い間触れること無く放置されていたピアノの蓋を開ける。

その昔、95年～98年くらいに書いたフンイキ短編。 ナマモノ二次と言えばそうだし、固有名詞を入れなければ想像はご自由に、というもの。

奏弍音（かなで にのん）はロックな音楽が大好きな女子高生。 軽音楽部に所属し、バンドメンバーと「最強仲良し四人組」として音楽活動に勤しんでいた。 そんなある日、ソロメジャーデ…