「編んでます。」を含む小説

陽以菜（ひいな）と咲来（さき）、二人の世界で、髪を編んだり梳いたり思い出に浸ったりするだけの話。

A girl meet's a boy. 少女の告白から始まる普通の恋物語かと思いきや、初めから調子っぱずれだった。 「ごめんなさい。こんなところに呼び出して。実は、クリスマス…

ショートショート置き場です。 近未来的じゃない作品を置く場所がなかったことに気づいて作りました。 最初のうちは雑多な感じですが、数が増えたら、そのうちに編みなおします。

時代も世界も縦横に、あらゆる憂鬱のはしっこを書き留めるメランコリック短編小説集。 ※今後も追加予定。

――20XX年、人は『夢』を見なくなった。 誰も気付かない内に。誰も誰もがそうとは思わない内に。いつしか瞼を閉じて広がるのは闇だけになり、脳が垣間見る夜の間の別世界、夢…

『ぼくを葬る　その他の詩』という詩集から、夜に関する詩だけ集めて、詩集に編んでみました。夜への偏愛と不眠の痛み、そんな個人的なアンソロジーです。

アメリカの作家フォークナーにあやかって１３の短編集を編んでみました。どの作品からでも読めます。作品ごとのつながりはありません。他サイトの小説家になろうにも掲載してるものもあります

読み方：てんのあなたのうつくしき （あなた、は彼方と同じ音です） 家楼シリーズ最終章前日譚。『言うも世の常とみほろし』の後の時間軸。 望まぬ養子に出された金髪碧眼御曹司・桓武くん…

　大学生の幸子は、同級生の友達の紗世と一緒にカフェへ向かう。 　リュックの中には、バレンタインのプレゼントとして、編んできたマフラーを入れていた。 　私自身が主催者の自主企画、…

古代中国の亡命詩人と、娘の姿をした桃の樹のおはなし ＜冒頭＞ 辛くも都を逃れた李韓が、郷へ戻る道すがら行商人に出くわした。 　地まで届く辮髪と白い顎髭を持った仙人のような老爺…

柳田國男が編んだ『遠野物語』のある一話をモチーフに短編を書きました。 とある青年のひと夏の想い出話です。 直接的な残酷描写はありませんが、表現が苦手な方もいるかもしれません。ご…

今年のクリスマスは許嫁で大好きな柚兄様に想いを告げたい……。 １４歳の女学生・柊子は、そう願いながら、手作りのプレゼントを柚希に贈ろうとマフラーをこつこつと編んでいた。 でも、…

　ヨナはたったの十三歳で、少年だが、“魔女”である。 　舞台は十九世紀後半、アメリカ西部。 　尋常ならざる力を宿し、“糧”を求めてさまよう者は、老若男女を問わず“魔女”と呼ばれ…