「分からないけど」を含む小説

　ここは私たちが住む世界とは違う『エンハンスド』。 　剣と魔法が存在するこの世界には1匹のドラゴンがいた。 　彼（か）の名は『ヒューム・ストリングス』。別名『魔の使い』 　その別…

六百年前――――― ラントレーゼ王国の国王は、北の森に住む魔女殺害を命じ、その代償に〝王家の呪い〟を受けた。 そして現在。 王家の呪い子として、〝破壊の眼〟をもって産まれた王…

久遠涼哉は夢を見ていた。 見渡す限りここがどこなのか良く分からない。 でも女の子がいた。優しい声をしていて、どこか懐かしくて。 そこで夢は終わった。 ちょっと不思議で…

ブラックボックス。中の機構はさっぱり分からないもの。 そんなものに魅入られた教授と仲間は、何を願うか。 短編です。

いつからそこにあったのか分からない、そしてどこに行けばいいのかも分からない。 だから彼女の彼への恋心はくすぶり続けていて、それは不思議な少女との出会いで燃え上がろうとするのだけど…

　婚約者である幼馴染を、好きな理由が分からない――竜の血を受け継ぐ一族に生まれた竜殺しの少年、金霧桜斗は親友にそう語る。それでも、二人の気持ちを確かめる時は直ぐに来て―― 　広…

大学生の僕は一年付き合った彼女からある日別れを告げられる。泣きながら、彼女は言った。 「あなたの押しの強さに負けてズルズル今日まで来ちゃった。ごめんね。でも、人と妖怪が幸せにな…

つくば在住の師匠または御大あるいは偉大なるおっさんに捧ぐ。

落とし穴とは、芸術である。 落とし穴とは、緻密に計算された構造物である。 我々落とし穴をつくる会は、この二つをコンセプトに、日々落とし穴づくりに励んでいる。対策委員会がどのように…

心霊は怖い。 交通事故は怖い。 でも ヒトの考えていることは心霊と同じぐらい怖い。

　その少女は魔道師マール・エスクード。 　片田舎で日銭を稼いで生活しているが、実は世界最高峰の魔道機関である、アストリア王立魔道院の院長に、若干十六才で就任した天才。 　しかし、…

突然、中世ファンタジー世界に召喚された高校生、駿河 亮。 だが召喚された地点には誰もおらず、ただ、打ち捨てられた村があるだけだった。 仕方なく亮は。元の世界へと帰るために、召喚の…

なんだか訳の分からない世界に来た。ここはどこだ？

第三次世界大戦が勃発。日本は早々に核を落とされて敗戦した。 すぐに敵軍が上陸して全土を支配した。彼らは徐々に残忍さを増していく。 高校生のアカリとハヤトの通う学校にも敵軍が訪れ…

色々と小粒な黒き女神は、神々が集うスメールの大宮殿で酒に酔ってとんでもない大失態を演じてしまう。さらには、どさくさに紛れて侍女が大主宰神の至宝を持ち逃げする始末。嘆く間もなくすべ…

ある少年が あるメール で悪魔と 契約を結んでしまった…。 ───それは、とんでもない 契約だったようで?!…──── 【登場人物】 安藤 ケント(男) ・ 高校一年生の凡人…

ある日突然、町ごと異世界に飛ばされる。 訳も分からず放り出された訳だが、ここはファンタジー世界！！ 剣と魔法！！　冒険に次ぐ冒険！！　アクションに次ぐアクション！！　胸躍る日々が…

大変申し訳ございませんが、元ネタが分からないと全く楽しめません。

＊「担当者の憂鬱」シリーズ 組合の窓口担当者は、日々寄せられる組合員からの相談内容に四苦八苦する。高齢者問題や若年労働者の離職、年長者による指導・教育の問題や業種間の処遇格差、女…

＊「担当者の憂鬱」シリーズ 「面接中も語尾を延ばして喋る」「真面目で練習熱心だが、本番と応用には弱い」若者たちを、面接担当者は評価し続ける。何時になったら「これは、本物だ！」と、…