「分からないけど」を含む小説

　黄色に輝く石を集めていた獣人たちの一部が暴走し、悪魔の種族として忌み嫌われたのは昔の話。 　時は流れ、戦乱が続く大陸では、種族的な特徴を持ち得ない霊人族を中心に、月を神の御使…

あの人の思うところは、私には分からない。 旧家の美しい娘、棠榮（タンロン）を巡る運命は……。 1920～30年代の中国が舞台のお話です。 ――2022年5月5日、基本的な内容…

　気がつけば俺は魔王になっていた。 　訳も分からず呆ける俺の前に現れたのは四天王たち。 　彼らの言うがまま魔王らしい事は何もせず、優雅で怠惰な暮らしを満喫する俺。 　だが、ある…

目を覚したら、少年は日常から消えていた。周りに忘れ去られたのか、周りを忘れ去ったのか…それすらも少年には、分からない。 何も信じれなくなった孤独な少年は入口のない迷宮で、果たして…

　サービス終了間際のソーシャルゲーム「セブンスグロリア」 　そのゲームの主人公を務めるララトは、このまま刻々と消滅を待つより、いっそ自分から消えてしまおうと思い立つ。 　今じゃ…

主人公の前に現れた、白い翼の生えた西洋風金髪ロング美少女の妖精。 彼女の質問から、突如として世界が危機に陥る。 果たしてどうすれば、世界滅亡を人類は回避できるのか！？

平城忠泰の祖母が亡くなって早半年。この家の当主を託されたものの何をすればいいのか分からない。蔵の整理をしていると、祖母の同業者であるという「魔法使い」を名乗る少女が現れて……。

異世界に転移してきた主人公・シンは、気がついたときには深い森の中で一人きりだった。 そんな右も左も分からない状態のまま、いきなり魔物に襲われてしまう。 元の世界にいた頃より軽快に…

好きという感情が分からない少女の物語

なんで書いたのか分からない。 供養。

　無名の理系大学で男尊女卑の横暴教授に徹底的にこき使われ、身も心もぼろぼろになって卒業したようちゃんこと何野羊（かの　よう）。卒業後、社員数人の小さな製菓会社、高野森製菓に苦情処…

剣と魔法の世界『アトエルミア』。 古き言葉で神々の箱庭を意味する言葉である。 魔法の源である魔素マナに溢れ、あらゆる生命が繁栄する豊かな世界。 地上には生が溢れ、天には星々…

「約束したんだ。だから、負けるわけにはいかない」 ５年前に記憶を無くして以来施設で育った少年「修」は、訳も分からず異世界に迷い込んでしまう。彼はそこで元の世界に戻る方法を探しなが…

【章によって話が変わります】＼_(･ω･`)ｺｺ重要！ 後、最新のものは一番先頭に来るようにします 私が今まで書いてきた（書ききれなかった、途中で断念した）小説達。 一人称も…

　これは、この世界とも分からない、何処かの世界の誰かの話。何処かの国の、本当の話。遠い遠い、未来の話。過ぎ去って逝った過去の話。思いが交錯する群衆劇。 　黒衣の第三王女•ヘンリ…

　島井平太には幽霊が見える。 　ある日、平太の元に女子高生姿の幽霊が現れた。その幽霊は一切の記憶を失っていたが、辛うじてエイコと言う名前を覚えていた。幽霊は可愛らしい顔立ちをして…

「怪物の持つ能力としてもっともメジャーなものの一つに変身というものがある。 　これは『元とは別の何か』になる能力だ。 　姿形だけ変えるものからまるっきり別のものになるものまで、効…

大学受験で失敗して、一人アパートで暮らす杜若実篤（かきつばたさねあつ）は、ある日に自分が生まれて長年住む街、所沢が空中に浮かんで粉々になる夢を見た。 夢の後に目が覚めると、実篤…

　　目が覚めたらゴーレムだったぜ！！それと記憶失っていたぜ！！この時点で何を言ってるか分からないぜ！！とりあえず持っている通常スキル『コネル』を使ってゲーム感覚で生きてみる。適当…

「おはよう」 　俺は誰もいない部屋の中で、電波ソングを奏でるスマホに起こされて目を覚ました。俺は現在１人暮らししているので、俺を起こしてくれる便利な妹（あるいは幼なじみ？）的な概…