「響き」を含む小説

鬼哭啾啾（きこくしゅうしゅう）――“悲惨な死に方をした者の浮かばれない亡霊の泣き声が、恨めしげに響き渡るさま”　想い人であった少女の死の真相を探るべく、少年は奔走する。しかし、荒…

女子大生、三枝有羽は、急死した双子の兄に代わり、バンドの発表会でベースを弾く。 ところがなぜか演奏はトラブル続き。そんな時に耳の奥で聞こえた、不思議な響き。 日常を舞台に、現実と…

ピアノを弾く高校二年生の男子と製薬企業で研究する女性研究者の出会いから物語は始まる。音楽家が科学を通じて、科学者が音楽を通じて、成長していく物語。新たな一歩を踏み出す物語。

「好き」 響きだけでときめきを覚えるストレートな言葉。 生まれてから17年間誰にも言えなかったわたし。 自分の容姿を自覚して恋愛する資格がないと思い続けてきた人生だったけれど…

透き通る様に白い肌、色と言う色が抜け切ったかの様に見事な白髪、そして赤い双眸。 通称アルビノ。 アルビノだけが暮らし、其れ以外の者は“不浄の鬼”と呼ばれ処刑さえされる村の洞窟で、…

「――サックスとセックスって似てねえか？」 雄大と美鈴は墓前に立った。あの日の約束を果たすために。黄金色のサックスが秋の夕暮れに響き渡る、幼馴染青春ストーリー。 10分あれば読…

前職のトラウマを引きずりながらも畑違いの結婚式場の華やかな舞台を演出するため、古傷の腰痛を抱えた30台後半の主人公仲瀬は、昔の取引先の知人から職人への復職を持ちかけられる。 紹介…

遥か昔から刻々と変わってきている日本語。どんなにメディアで共有されても変化していく言葉の理解、その響き。言葉とはまさに生き物のようだ。

時は20年ほど前の就職氷河期時代。 大学卒業したてのへたれ新社会人の日記より抜粋。 すいませんタイトルは響きで決めました。 凄い不定期の更新となります。 あ、フィクションですよ。…

大正三年、サラエボの地に一つの銃声が響き第一次世界大戦が勃発した。だが日本の湘南の地で裕福な農家に生まれた少年・碧生蒼太郎にとってまだまだ世界は遠く茫洋としていた。関東大震災を経…

僕はその海辺でずっとハーモニカを弾いていた。心地よい音色が響き渡る中、ある一人の少女と出会う。彼女はアイスクリームを差し出してきて、「これ、あげる」と笑った。そこから僕と彼女の短…

男は交差点で不思議な少女とすれ違う・・・少女の声が頭に響き、意識を失ってしまう。 意識が回復し、自分の体っを確認してみると・・・何故に俺の体にご立派なケモ耳と尻尾が？セルフモフり…

過去への切手がフツーに販売されている世界。 主人公は過去切手を使って手紙を書いた。 でも、ぜんぜん未来が変わらないんだけどぉぉ！？ ↓前回の投稿↓ 『イェェェェイ!!!テン…

喧嘩ばかりの毎日を送る男子高校生・音村聡(おとむら さとし)が、ある日学校帰りに喧嘩に巻き込まれた。人を殴ることに戸惑いを感じ始めていた音村は、抵抗することなく暴力を身に受けたま…

美術部を中心としたちょっとした青春小話。 共学の男子高校生が一番好きです。響きが。

異世界に飛ばされた六人。全世界が戦争真っ只中。戦場に響き渡る断末魔は、六人の物か、敵の物か。 全てを書ききってから、最初から付け足したりなど、確認をしていきます。完結の前の文…

　数多の種族が存在する中《最強》と謳われる【魔神族】であり、世に名を馳せる七大国が一つ『シュテルケ帝国』の第一王女にして次期女王――――――アモン＝Ｓ＝シュトライテン。 　自国に…

散文です。内省したことをまとめてみました。

思わず首を傾げてしまいそうなほど明らかに傾斜した家、しかし戸口や窓は地面と水平にしつらえてあるから、初めから斜めに作ったとしか思えないイカれた家に住むのは二人の人物。 魔法使いと…

デカダンスつまりは頽廃。 以前の「ブラックナイト」では事前に何を書くかは全く決めずに、夢現の状態に任せて書いたが、今回は少し勝手が違う。 テーマはデカダンス。いや、少しデカダンか…