「ファンタジーからホラー？」を含む小説

怪我をした主人公の前に夢を売るという謎の男が現れて……

ネクロフィリアの旧谷生蛇（ふるたにせいじゃ）は、とある男性の死体に恋していた。一刻も早く、彼を殺したい。そして、指先で弄びたい。しかし、彼女の夢は、実現性が低かった。 なぜならそ…

　GHQの戦後占領政策により、日本は『女王制』を強要された。政府は四年に一度、時期女王候補を選抜するセイブ・ザ・クイーンを開催する事になった。 　三十名の少女が『クイーン』として…

大阪には噂の拝み屋がいる――。 その正体は妖怪育ちの大阪弁コテコテの女子高生だった。 奇怪でバイオレンスな拝み屋の日常が今日も繰り広げられる。

私が通っていた美人教師がいたピアノ教室。

「俺、呪われてるかもしれん……」 深刻な表情で幼馴染の少女に相談する少年 果たして彼は本当に呪われているのか？ それとも人の世界の常識でも説明できるのか？ 更に言えば、仮に呪われ…

この春、中学を卒業して高校に進学した筆上零(ふでがみれい)は、才色兼備だが変人と評判の先輩、高月雫(たかつきしずく)と出会う。彼女が部長を務める「怪異研究部」に体験入部する事にな…

「あけのえいゆうおう　はくぎんのけんじゃ」と読みます。 前作「宵の太陽　白昼の月」から10年後のお話で、懐かしのキャラ達も出てきます。 今回もキャラデザは柚木白さんがしてくれまし…

ある村はずれの小さな家で―― （この作品は独立した短編作品ですが、同作者の長編ファンタジー作品『いつか荒野のガオケレナ -されど薬師はカルテをつづる-』『やがて楽土のヴ…

日本文化、神道等が好きなので、思ったことをずらずらと。執筆中の和風ファンタジー話と交えながらになるので、作品自語り苦手な方はご注意ください。 専門的ではないのでただの殴り書きで…

一話読み切りの短編集です。 『【短編集】幸せな気分になる怖い話～ハッピーホラー』の続編になります。 ちょっと怖いけど、読んだ後に重苦しいイヤ～な気分にならない話に書きあげました…

「探し屋」を営む宗助は、ある森の深くに失せ物を取りにいく。 不気味で不思議なその森には、人々が失くした物が、いつのまにか集まっている。 その仕事の先に宗助は「ほんとうの失せ物」を…

猫を助けるために神社の禁域に踏み込んだ私は、その日からクラゲじみた妙な怪異と遭遇するようになった。友達の花澄によると、そいつらは異界からやってきたものらしい。私は次第に異界と深く…

ポンコツ女神が夜空から降りてきた。女神の目的は宝探し。ビビり主人公、村田けんじ、二十歳。女神、超ビビり。 心霊スポットを一人で行ったら何か変わるかな、なんてね。 ゆっくり更新です。

ふと気がつくと、見知らぬ教室にいた。 ペストマスクの男が言う。 ｢賛成か、反対か、いずれかに挙手をしてください｣ 仮面をつけた六人の男達が、賛成と反対で言い争う。 しかし、議題は…

黒魔術師の少女リオンは薔薇を育てている。 薔薇園の手入れに雇われた者達の中には、長き時を生きる魔女がいた。 ある日、魔女は実験材料である少年を王国の奴隷市場で買ってくる。…

薄暗い森の中にお屋敷が建っている。 そこには幽霊が出るという噂があった。 確かに幽霊はいるけど、彼らは怖い存在じゃない。 平和に暮らす僕のもとに少女がやって来た。 彼女が日常…

海辺に住まう『セイレーン』と呼ばれる兄妹。 妹のシノは教会に通うシスターを見つける。 彼女の名前はアキル。 教会は彼女の家なのだと言う。 シノは寂しさをシスターのアキルと友達に…

ある日僕はスライムを拾った。僕はそのスライムをスーラと名づけた。スーラは何でも食べる。パンや果物、肉に骨も。

よく見ると、それは人の形をしていた。 見間違いかもしれない。しかし私には、それが赤い光をまとった人間で、それが奥へ奥へと走り去っていくように見えたのだ。 「おい、待て、おい、…