「星が」を含む小説

星野友は、仕事が出来ないせいで新卒で入社した会社を二年で辞めた元作家の青年。高校時代に作家デビューしているのだが、一作目は売れたものの二作目は不評、それきり筆を折ってしまっている…

「キミにとって、救いじゃないかもしれない。それでもボクは、キミを助けてもいいかな？」 　悲しそうに微笑む、夜空を思わせる神秘的な少女は…………今日もそう、誰かに問いかけている。 …

俺はヴィラーン星から地球侵略の為に派遣された戦闘員だ。 今はこの地球(ほし)で宇城大宙(うしろそら)と名乗っている。 地球侵略の為、漫画家をしながら暗躍しているのだがこの地球(ほ…

※『源氏物語・葵の上奇譚』を読んでいない方には、ただただ訳の分からない怪文章エッセイですみません。 ※元々は、小説家になろうに上げていた単発の『葵の上奇譚』から派生した『サグラ…

この惑星が出来るずっと前、ねじ巻きトカゲはそこに居た。 愛も、嘘も知らないねじ巻きトカゲは、この星にたった一人の人間の醜さから生まれた。 それから幾千年が経って、時は西暦203…

　砕け散った星のかけらがたくさん夕闇を横切っていく。 　地球を壊す彗星がせまっている。 「大人になったらどうなってたかなー」

「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」 　江戸の泰平も豊熟の極みに達し、腐敗臭を放ちだした頃。 　夜須藩御手先役見習い・平山清記は、自らの役目に疑問を覚えながらも、主君を守る…

次は文明最高決議 各文明の果てしない戦争のため、本宇宙の拡張速度は光速を超えて、物質は有限で、そのため宇宙はすでに崩壊に瀕して、その上で、文明の最高委員会は全体の文明のメンバーの…

　皆、ある日を境に私を無視し始めた。理由は分からない。みんな、私が存在していないように振る舞う。 　悲しい。辛い。苦しい。こんな思いを抱えながら、青空が広がる屋上へと向かい、ドア…

　まだカクヨムにコレクション機能がなかった頃に作った作品リストです。 　現在ではコレクションとして作品をまとめることも出来ますが、それぞれの作品についての説明は、コレクションの紹…

【幽体転生】肉体と魂がアチの世界〔この世界〕の者と、コチの世界〔異界大陸国レザリムス〕の者と、入れ替わる転生現象……どちらかが亡くなると、入れ替わった者も死ぬ。 鬼導星二は、ふ…

「そうか、浩然（ハオラン）は僕が言ってる意味が分かるもんね」 酒村希（さけむらのぞむ）にこう言われた範浩然（ファン・ハオラン）。 浩然は中国生まれの日本育ちで、日本語しか話せな…

星の熱に体を蝕まれる「僕」と、不思議な「彼女」の短いお話。

人類が殆ど滅びるような出来事が起きてしまった世界で主人公はなんとか生き残っていた。科学技術が使い物にならないレベルまで文明が後退した世界では変動する新たなことが起きていた。人類に…

星々の奏でる命の歌を聞くことのできる少女ミンクの見ている世界をなんとか理解しようとする少年ゲババの物語。

千余年前の大戦争が神に遣わされた星の守り人によって終結して伝説になった世界で、再び戦争が起きようとしていた。 星の守り人の子孫たちが紡いでいく英雄と戦争の物語。　

未曾有の大災害である[大波]。命あるものを魔力に変えてしまうこの星の「怒り」を象徴したような災害に唯一生存した記憶消失の主人公である「焔乃宮　氷牙(ひのみや　ひょうが)」は派遣ギ…

四方を壁で囲っただけの、野ざらしの家の中に、生まれてからずっと住んでいる僕。 食料は、巨大な鳥が毎日運んできてくれた。 なに不自由ない生活に思われた僕だったが、ある日、この単…