「ファンタジーもの 恋愛」を含む小説

目が覚めたら、異世界に居た。 訳が分からない？ 残念、私にも分からない。 ――――なんなん、これ、私に死ねと！？ 飢え死ねと！？　それとも食われろと！？ 　 少なくとも、…

G.Z.(Great Zeus)1490年 フィールランド連合王国とアルスティン王国の間に３年にも渡る戦争があった。戦争はお互い決定打がないまま、こう着状態になると思われていたが…

神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。 幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。 ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな…

5月で晴れて三十歳を迎えた“私”は、独り身の人生を謳歌していた。仕事は順調、好きな時間にお風呂に入れて、好きな時間までゲームが出来る。そんな充実した毎日。けれど周りから聞こえてく…

自主企画「～七夕に想いを馳せて～　織姫・彦星・天の川に関連した作品募集中！」によせて書きました。七夕の話らしきものです。

「ごめん。もっかい言って」 没落貴族出身の少女、スカーレットは家と領地の復興を目的に勇者となった。 ズボラな性格から、パーティーの仲間を奴隷市で買おうと思った彼女は、一番安い値段…

　――もらうわ、の一言にかけがえのない日常が滲む。 「了解」 　いつもの通りそう答えて、僕は幸せの形に、笑った。 創作ファンタジー小説短編。 従僕男子とツン魔女、男子視点、やや…

魔法を利用した貸本屋で私は今日も働く（１話完結） ※小説家になろうでも投稿しています

毎終末、劇場を運営する天使のお告げに従って、カラスの無二が物語る。ETタブレットで『銀河』に送信した投稿が『世界』を終わらせることになるとも知らずに……。腹の虫が鳴る朝飯前の連作…

一人の男爵令嬢に振り回される学園。危機感を感じた公爵令嬢が立ち上がる。関係者全員を集めてこう言った。「話し合いをしましょう」やがて明らかになる男爵令嬢の狙いとは?

「君はもういらないんだ。勇者パーティーから抜けてもらうよ」 　 勇者パーティーを追い出された私は、故郷の村で静かに生きて行くことに決めた。 大好きだった勇者様の言葉は胸に刺さった…

「マリエッタ・ドロリナ。エレーナ・モロゾワ嬢を殺害未遂で拘束する！当然、婚約も破棄だ！！」 公爵令嬢のマリエッタは、公爵家の長子のアレクセイに婚約破棄される。通算3回目だ。過去の…

夫は急死して　さらに騙されて追い出された私。 金貨１００枚を手に入れるために街を目指すのですが、 その途中に立ち寄った占いの館で「心の炎を消す魔法」という気持ちをコントロールする…

いろんな女に手を出してのらくらしていた第二王子ルイス。ついに父である国王の堪忍袋の緒が切れ、国外追放を言い渡される。それは嫌だ！　誰か助けてくれる奴はいないのか！？

幼い頃に魔物化の呪いをかけられたシェリルは、その異質な姿のせいで村人達から虐げられてきた。 小さな薬屋を切り盛りするシェリルの心の拠り所は、魔王討伐の旅に出た勇者パーティーの活躍…

深い森の奥に隠れ住む一族の『姫』と『勇者』の物語。 予知の力を持つテキトーな祖父に『次の族長を産む運命にあるから、お前の渾名は姫だな』と言われたティナ。 ティナのお爺さんに『この…

「はぁー、人間ってなんて大変なんだろうなぁ。元の姿に戻りてぇなぁ」 おっと、そんなことを呟いてはいけません。人間たちに気付かれてしまいますよ。 ※一話完結の掌編小説です。気軽に…

「君より守りたい人が出来たんだ……すまないレイチェル。でも大丈夫！君は魔法も使えるし、一人でも生きているよ。だから婚約は白紙にしよう！」 どうして？私より守りたい人って誰よ！……

「お前は、魔力を暴走させるだけの危険物だ」 　赤い髪を持って生まれた子供は“忌み子”と呼ばれ、 　魔力を上手く操れない危険な存在として 　人々に忌避されていました。 　その…

突然目の前に現れた美少女は異世界の王女様だった。俺は魔力が貯まるまでの間だけ一緒に暮らすことにしたんだけど、どんどん王女様に惹かれて行く。そんな中、王女様が自分の世界に帰ることに…