「日常 探偵」を含む小説

私立上等高校に通う三年生、猫目石瓦礫は幼馴染の夜島帳とともに孤島の別荘を訪れる。愛知県南部に浮かぶ架空島に建つその屋敷は『タロット館』。集まるはミステリ作家たちに名探偵。主催者は…

ひらいがいこつこのなかにあり　そのつづき ご一新は昔話の種になり。 明治天皇の崩御とて一昔。 早いもので大正の御世も十三年。 東京のはずれにお住まいの、とあるひとりの探偵作…

「探偵依頼なんでも引き受けまーす」 「心霊関係なら尚更でーす」 「この世に霊は必ずいまーす」 堕落した探偵業を生業とする、自称２５歳ピチピチモチモチ肌でマシュマロボディの乙黒リ…

平凡な日常を送っていた浅間睦月は、とある怪異を目撃してしまう。 その一件をきっかけに、彼は「十二節怪奇探偵社」と深く関わっていくことになるのだが……

西川はある日突然10年後にタイムスリップさせられ、おまけに左腕がなくなっていた。 しかし変わっていた人間関係、10歳老けた自分の体、探偵への華麗な転職ーー 何よりも自分に娘が出来…

齢十歳にして、狂気の殺人鬼を演じた天才子役、駒取俊《こまどり・しゅん》。 俊が出演した映画『クックロビンは語らない』は、だが封切り直後、映画を模した殺人事件が起こり、お蔵入りにな…

「――篠原悠人くん、キミのことが大嫌いなんだ」 　クラス一の美少女・永峰瑞希の告白は、篠原悠人にとっては理不尽で、身に覚えのない謎だらけのものであった。しかも、嫌いになった理由を…

　存在そのものが死を誘引する名探偵は、もはや見えざる手を持つ殺人鬼だ。国家災厄「ビーレフェルト」に指定された探偵たちと、それを狩る機関「ライヘンバッハ」――主人公「伏見塚（ふしみ…

渋谷で探偵ごっこをする話です。

幼い頃に起きたとある事件の影響で、他人の嘘が聞こえるようになってしまった青年、来井真太。 その嘘が嘘である証明をしていくうちに、いつしか推理力、語彙力、思考力が身についてしまいや…

　本当はミステリー研究会に入りたかったんだけどな――。 　でも無いから、ミステリー繋がりで仕方なく入ってしまった、『超すいりくらぶ』という名の部活。 　俺はそこで『摩耶ののか』な…

特にやることもなく時間を持て余していた大学生の「僕」は、気のおけない友人「小川」とボードゲームに明け暮れる学生生活を送っていた。 そんな折、明朗快活な後輩「井坂」の出現によって…

「ただより高いものはない」Ｍ県Ｚ市の名探偵、杉高ランサはそうぼやく。 今日も事務所の家賃代わりとして、彼の元に勝手に持ち込まれる怪事件珍事件の数々。 ＵＦＯの殺人？夢の中の被害者…

孤児院暮らしから一転、女であるにも関わらずなぜか全寮制の名門男子校に入学する事になったユーニ。 性別を隠しながらも初めての学園生活を満喫していたのもつかの間、とある事件をきっかけ…

主人公・水乃真白が自分の生活圏内で、鳥の看取ったり、女の子と仲良くなったり、りすを成仏させたり、星と語ったり、過去を振り返ったりする、変な日常を綴るお話。 「変な日常？そ…

大学進学してから20年ぶりに地元である京都に戻ってきた高橋誠。高校生のころに通った坂・老ノ坂を歩いていると、幼馴染だった佐藤愛と遭遇する。桜の咲き誇る老ノ坂で、二人は卒業式の夜に…

月島探偵事務所で助手として働く日下部は天真爛漫な月島アリスの下で働く探偵助手だ。 ある時、依頼者の水谷白雪は自分のことを魔女と言い月島に依頼する。 その依頼からすべてが始まった。

「笹塚島事件同窓会」を一旦取り下げ、代わりにこちらの短編を投下しておきました。 ピクシブで開催されたコンテストに出した『フェイク』という作品の、スピンオフ短編です。本編『フェ…

これは僕ら４人の家族の群像劇。 その１ 一つの飛び降り自殺。 それに巻き込まれる僕と紅葉。 それは少しづつ何かをづらし、僕らの日常に浸蝕する。 この飛び降りには何の意味があ…

小学生の日常には不思議なことがいっぱい。不思議な話や、ちょっと怖いウワサ、その謎に少年たちが挑む……。 「野良猫スープ事件」― 中華屋さんにまつわるウワサ 「人骨スープ事件」―…