「帝」を含む小説

　とある世界に、日ノ本と呼ばれる国があった。 　日ノ本では、四季と方角を司る『四神』と呼ばれる神々が、四つの家によって守り伝えられている。 　しかしある時、その内二つの家から朱…

　すべては、たった二発の銃声から始まってしまった。 　フィルゼスヴェリア執政殿下の暗殺未遂事件は、帝国連邦という国に大きな衝撃を与えた。 　ポスト・フィルゼスヴェリアの座をめぐる…

――託そう。我等七賢者のエリビオを継ぎし子供等に。ライランを導く光に……。 人間の国『ライラン』 魔物の国『ダルワッド』 ライランにはその昔から、『エリビオ』という七つの人…

（※22/2/13　「第伍話　ヘロー・マイ・シスター」に番外編追加） 　東京都に隣接するが、都内ではないとある町(市)に存在する学園、星河丘(ほしがおか)学園。 　元は歴史ある男…

更新停止中。 三国志の時代から下ること二百年。中原には異民族が割拠し、漢族は旧呉の地へ退去を余儀なくされていた。そのような中を這いあがってきた男がいた。男の名は、寄奴。のちの…

　ヘルデンと呼ばれる大陸の中央部に、その、強大で、老いた帝国はあった。 　タウゼント帝国。 　その歴史はあまりにも古く、正確な年数については誰も確かなことは言えないが、少なくと…

この物語は「大宇宙を掌の上に（神に至る者本伝）」の外伝です。 千と出会った青年の一生です。 物語の舞台は現代から３０万年前頃の地球です。 ＜＜　梗概　＞＞ （起承転結の起、強く…

※カクヨムでは２作目です。 　楽しんで頂ければ嬉しいです。 　第２章、約２７万字まで公開予定です。 ――――― 　天界、現界、魔界、冥界、虚界、幻界――６つの世界が存在してい…

【お知らせです：3/1　16:00に改正版(ＯＰ〜第一章)を投稿します】 〈世界観〉 誰しも忘れたいが、何年の月日が立っても人々の記憶に残る存在【厄災】。それは人の命、街そして…

時代は１４世紀の中国。 繁栄を極めている大元帝国に、現代からやって来たひとりの女性が。彼女の名前は雪花。転落事故でこの時代へタイムワープしてしまう。天から落ちるようにしてやって来…

帝紀1818年、新羅辰馬、蒼月館卒業。 エーリカはヴェスローディアに帰国して女王となるべく権力闘争に身を投じ、辰馬は中尉として軍学校に所属。最初の任務は【狼紋の魔人】カルナ・イ…

その衣裳の裾を目に入れた人間は、己れの愚かさに涙する。 そう言わしめた雷鳴の中宮は、帝の寵愛を一身にうけていた。 玉藻姫が、大陸から渡ってくるまでは──。 帝の寵愛を奪われ、…

今はまだ幼い、光源氏の未来の正妻、『葵の上/葵の君』に転生してしまった、真面目だけが取り柄の武道系女子大生『葵』が、虚仮の一念と体育会系女子の勢いで突き進み、祟りや生霊、陰陽師、…

「私の通う開帝学園では、この半年で9人の生徒が行方不明になっている」 怪しい噂ばかりの旧校舎、夢の中に現れる真っ暗な迷路、ヒミツのお友達とおまじない。 学園のあちこちで現れる怪…

第一話は、業平の血統と政治状況を説明する前史で、第二話から、在原業平の物語が始まります。 平安時代初期。宮中では天皇の外戚になるために藤原北家nによる権謀術策がくりかえされてい…

「クロノ・ディアマット！　貴様をこの魔王軍から追放処分とする！」 　人間でありながら魔王軍のために戦ってきた四天王のクロノは、人間嫌いの元帥たちによって魔王軍を追放されてしまっ…

名も無き獣と、ひとりの少女。 その邂逅に、混沌の魔物が産声をあげる。 獣は黒き狼となって傍らに侍り、少女はやがて至尊の帝冠を戴く。 “彼女”の名は、神聖ローマ皇帝フレデリクス2…

カアはその余生を昔住んだ家で過ごそうと向かった。その途中で魂が欠けた赤子を拾った。 雨灰と名付け彼女は保存していた死んだ息子の魂の欠片で修復し育てる。 数年後住んでいる死んだ…

お金持ちが通う帝光学園。短編シリーズ第5弾。 薫子は誰にでも好かれお姫様のような親友・マリアが大好きだ。しかし、マリアにはいつも傍にいる幼なじみ・守谷くんがいる。 彼はどうやらマ…