「にいちゃん…」を含む小説

夢の中にいた君は笑っていた。 でも、本当の彼女は笑ってくれない。 カクヨム甲子園応募作！！

「貴方を殺しに来ました」 「は？」 　ある朝、俺、雨宮慧は突然目の前に舞い降りてきた天使セラフィリに殺害予告をされた。奴はすぐに矢をつがえそれを俺に向ける。ああ、俺は死ぬのか……

「お前のピアノなんて誰も聞いてねーんだよ！」 その一言で絶望していた 何度も諦めようと思った 彼の言うとおり、誰も見ていないんだ 「あんたのピアノ、あたしは聞いてたよ」 …

途中までは順調だと思っていたんだ。こうすれば「ありのまま」を受け入れてもらえると。

「僕、前から思っていたんですけど。ご飯と味噌汁の位置って、逆の方が合理的じゃないですか」持ち上げた味噌汁のお椀を定位置に戻しながら、部下が口を開いた。

　嘗て、たった4人の仲間を引き連れて、魔王を討伐したハンターがいた。 　その男の名はフェルナンド。 　高身長・イケメン・超人的な魔力と肉体。 　自他が認める最強魔法剣士の彼には一…

『あの、お姉さん』 「なーにー、妹ちゃん♪」 『今回の事案は、お姉さんが夜、私にチューした後に施錠をしっかりしておけば、バレなかったのでは…』 「あー、そーねー」 『なんで、何度…

いぬんぽは、いぬんぽ。

都市一つを地図から消し、【魔王群】という一枚岩の組織として大々的に今代に復活した六百六十六の魔王を打倒するため、各国の英雄をかき集めて組織された魔王討伐のための英雄集団【新聖隊】…

他人と友人関係を築かなかった僕はいつもの高架下で読書に励んでいた。 「ねぇ、君。夏休み、私とデートしない？」 その一言で彼女人生と僕の人生は交わってしまった。彼女、後にア…

琴でその日その日を生きているわたくしの元に、ある晩、美しい乙女が現れました。 わたくしは、もう一度、かの乙女に出会いたいのです。 毎夜、わたくしの弾く琴の音を、黙って聴いておられ…

私の名前は裕子。 今の旦那と22歳の時に結婚して今32歳、結婚10年目の主婦だ。 夫の和也に過去に2回浮気された。 そして今、和也に3回目の浮気をされ、離婚を申し込まれまし…

おにいちゃん(義兄)の気を引くために、声優になろうとするいもうとちゃん(義妹)のお話です。 【注意】 作者は、声優業界などで勤務した経験はありません。ここに書かれた…

梅雨も明けて蝉が鳴くようになった頃、俺のつまらなくとも大切な日常が音を立てて崩れ去っていった。 一学期が終わる前日、俺は友人の健一からある質問をされた。 「なぁ、七不思議って知…

半同棲中の彼女にいいところを見せようと切れた電球を交換しようとしていた時に倒れ、頭を打った時にタイムリープがおき、２０２１年を生きる主人公の意識は、２０２２年にタイムリープする。…

第五回こむら川小説大賞応募作

　心も体もぐちゃぐちゃに掻き乱され、もう二度と、私は元の私には戻れないことを知った。 ▼あらすじ 　2年前、彼との別れを決意した彼女だったが、「おれにはもう、お前しかいないんだ…

私が4歳のころ流行り病で母を喪い、その後男手一つで私を育ててくれた父、グラス・フィーフェルド36歳。地方領主の三男だった父は、王都で騎士職に就き、キャリア組とはいえ若くして副団長…

なろう、アルファポリス同時掲載。 目覚めたのは見知らぬ病院、場所は北海道。 住んでいたのは東京なのだが。 天国か何かと思っていた場所は、どうやら異世界らしい。 完結しました。…