「#感情」を含む小説

ある事情で転校した栞は別人のようになっていた初恋の相手、葉桜と再会する。 思い出の桜の下で待ち続ける栞に葉桜が伝えたのは"感情を隠す"理由。 それは二人にとって来春までのタイムリ…

1940年ヒューストンの研究施設が大爆発し異世界と繋がり侵略を受ける。アメリカでは愛国感情が最大限まで高まりアメリカの総力戦が始まる。また異世界人たちは地球を侵略しようと目論んで…

人は常に何かを失い、何かを得ている。両者の比重は同等だ。十のものを得れば十のものを失い、逆に十のものを失えば十のものを得る。まさに天秤のように、喪失と獲得は均衡を保とうとする。し…

＊本作は【未完】です。 鞍月未崎は約束ごとにやたらとこだわる考え方をしていて、それが破られるとひどく悲しんだ。”私”、木江奈津希は、そんなミサキの隣にいて、彼女との約束を守り続…

微かな幼い記憶。 感情に揺れながらも一歩一歩前へと進む登場人物たち。 過去と現在を結ぶそして未来へと繋ぐ物語。

魔法を使える者だけが「人間」として認められる世界。 魔法は万能の力とされるが、「贄」の魂を削って力を行使するおぞましい技でもあった。 孤児だったリディアとソフィアは、生きるため互…

近未来の空。次世代機を駆る二名のパイロット――ソラノとカミールは喫煙所で旧交を温める。彼女たちは交わってしまう運命を知る。将来の敵国に所属する友人に、カミールは約束の言葉を投げか…

かつて馬首を並べ、剣の腕を競い合った友は敵軍の将となった。 再びまみえた彼女と剣を交わすとき、明花は昔を想う。 彼女は約束を覚えているだろうか、と。

　「起立〜！ 気をつけ、礼！ おはようございま〜す」 　「はい、おはよう」 　担任の田中先生《タナセン》の横にいたのは、見慣れない制服の美少女だった。 　「リクくん、初めまし…

華恋は父の跡取りとなるために努力してきた。それはあの時の約束があったから。 アナタもきっと今頃、頑張っているでしょう、若葉？ 殺伐感情戦線のお題「約束」に参加させていただきま…

前野さん主催の一次創作企画「殺伐感情戦線」のために執筆した作品です。 テーマは「約束」です。

私は音楽が好きだ、なんて思って音楽の専門学校に入るのだけど入って数か月で「あ、私音楽好きじゃねーな」と悟ってしまう。 私の好きってろくなもんじゃない。 でも呪いの漫画か流行って人…

人に見せるというより、自身の感情を整理するような感じで書いてみたものなので、あまりアップダウンはありません。ただ、一番必要なことがかけてしまうと、人間何もできなくなってしまうんだ…

咽び泣きながらみたゆめは。 わたしたちは、共通の目的があって、生きている。共通の目的があって、死んでいく。 ごみ捨て場に無数の花がさいている。きたなくてきれいで醜い。 捨てられ…

“掃除屋”の少女の短編集です。

ショートショート 　戦う少女たちがいた。『ノアの少女』、彼女らは脳以外を機械のに変えられる変わりに、半永久的な命と強靭で可憐な身体を手に入れる。1962年10月27日、ソ連から放…

ゾンビパンデミックを生き延びた少女、カナ。彼女は封鎖区域の中、捨てられた母校に居た。親友のマコとの約束を守るために…… ポストゾンビアポカリプス百合短編 Twitter企画「…

『─こんな能力、欲しくなかった。』 ここは能力者が生きる国。 親の期待、私利私欲、表に出せない感情、捨てられた悲しみ、自分への嫌悪、友人への裏切り… そんな中学3年生の少年少女…

スランプに陥り悩む役者 彼に秘密を抱える画家 才能ある親友の隣にいたミュージシャン 本当にやりたいことはできないダンサー 芸術に携わる4人の感情。