「文学 学園」を含む小説

青春友情・蟹・屋上存在凍結保存物語。やや難解です。

【カクヨムWeb小説短編賞2020作品　中間選考突破作品】 　体育館に卓球の壁打ち音が静かに響き渡る…。 　『原』は今年で中学二年生になる。 　彼は部活が始まる何十分前かに来て…

信二にラブレターを渡すよう頼まれたぼくは、正門の前でヒロミを待った。やっと校舎から出てきたヒロミ。 たくさんの言葉を用意していたのに、言えたのはぶっきらぼうな言葉だけだった。実は…

内気な文学少年の安田はバスケットボールが嫌いだ。中3の夏、安田はバスケを明確に嫌いになった。

高校二年のある日。 いつもと変わらない朝。 玄関の扉を開けると、そこは岸辺だった。 郵便受けと道路と林とまぶしい燦光。 何だろう、わからない まるで、出来の悪い間違い探しみたいだ…

2004年に文学フリマで販売した「作家たちの夢束」という同人誌に寄稿した短編です。

主人公は隣の席の文学少女「東条　凛」に恋をするも徐々に違和感を覚えていく。紐が縺れたようなその違和感の正体に主人公は少しずつ気付いていき紐を解いていくも徐々に残酷な真実に辿り着い…

選ばれた人だけインストールできるスマートフォンアプリ『ラブ五分』があるらしい。 そのアプリは選ばれし片思いの人だけ入手できるらしく、友達たちも探していた。 そんな中、主人公は放課…

部活のコンテストの帰り道。 珠理と有希、聡と三太はいつも通り同じ電車で帰っていた。 彼女達は同じ部活で、同じ中学。帰り道と帰る時間が同じなので、電車で何となく帰っている。 珠理は…

恋愛（？）短編小説です。

山登りが好きな祐介は、クラスメイトの琴美が海に潜ってクジラと泳ぐことを夢見ていることを知り、彼女の夢を叶えることに手を貸そうとする。同時に、琴美がクラスでイジメられていることに気…

矢嶋優はいじめられっ子。ある日、友好同好会に行くと三人の女性に出会う。仲良しの彼女達には裏があり...。

生きるために、もがきつつも描いている。 少年は絵を描く。始まりは楽しいものだったのに、いつしかそれは苦痛になっていった。僕が描きたかったものは一体何だったのか。生きるためには、絵…

中学校の合唱コンクールを前に巻き起こる、とある騒動の顛末――

気になってしかたないの。 雨の日、彼が何を待っているのか。

サッカー少年と文学少女。 少年は部活が終わるとすぐに、図書室へと走っていきます。そこにはいつも本を読んでいる少女がいて、二人は二人の時間を積み重ねていきます。 彼は不器用ながら積…

小説家として生計を立てる。 実力は、あるが売れない小説家、新　奏は異世界に転生する。 そして、文学小説ばかりを描いていた彼女が異世界を通して異世界ファンタジーを描き上げる物語。 …

あたしたちの学校には不文律がある。 あたしの人生には不安定な信念がある、はず。 女子だとか女子高生だとか恋だとか愛だとか友情だとか、なんかもうよく分かんない。 どうせ誰も分かって…

普通が服を着た男子高校生、四月一日亞生(わたぬきあせい)。そんな彼には譲れないものがある。 　それは百合。 　女性と女性の友愛や恋愛を描いた尊い存在。亞生は百合をこよなく愛する百…