「ただわたしだけが」を含む小説

異世界に転生する魂を探す天使の「わたし」は、河川敷で「男の子」を見つける。 サッカークラブに所属していた「男の子」は、足の怪我でサッカーが出来なくなっていて――…… 走るのを…

走るなら校舎の屋上がいい。埃っぽいグランドより、正門前のざらざらしたアスファルトの坂よりも、わたしはここがいい。冷たくて、固くて、真っ暗で、何より高いのが気持ちよかった――。

KAC20212参加作品。 タイトル通りです。あんまり楽しくはないエッセイ。エッセイと呼んでいいものかどうか。ただ、備忘録のようなものです。とはいえ、あのときの記憶はあまり薄れな…

これはわたしの兄の身に起きた実話です。 当時、兄は小学三年生でした。 家から塾へ行く途中に昼間でも暗いので暗闇坂と呼ばれる長い坂がありました。 家からは上りで帰りは下りです。 …

明子は、ある日 「誰かに殺されるかもしれない」 という恐怖にとりつかれ、「防衛策」を取り始める。 奈緒はそんな親友に戸惑いつつ、寄り添おうとするが……。 日常の崩壊と思考の変化…

中世ファンタジー風の異世界に転生したわたしは、とある道化師の箱入り娘だった。大人になり、前世の記憶がおぼろげながら戻ってきた時に気づいた。これは名作オペラ『リゴレット』の悲劇のヒ…

実家の小部屋の窓から見た空の色の記憶。大学の下宿を借りて一ヶ月経ったある夜のこと、家に帰ったわたしの部屋には知らない人間の気配があった。

『わたしに面白い物語を聞かせてください。』 　上京して働く青年のもとへ、妹から奇妙なメールが届いた。 　青年は困惑しながらも要望に応えようと奮闘するが……

家族がでかけている間に、「わたし」がひとりで過ごす、特別なおうち時間のおはなし。家事や子育てなど、たくさんの”やるべきこと”に囲まれながら、日々がんばっている人にどうか、ほっとひ…

KAC20211おうち時間 今年こそ完走するぞー！ゲームと震災の話があります注意！

KAC2021向け、ダーク注意 文字数足りないのですが、未来のわたしがふやしときます

最近、わたしこと有島サクラには頭を悩ませる憂鬱なことがある。 KAC2021参加作。（お題：おうち時間）

エッセイです。集になるかはわかりませんが、日々を思い返したことをつらつらと書き連ねました。

"おうち"の外には『雨』が降っている。 『雨』がやむまで、わたしたちは"おうち"時間。

独身アラフォー女、暇を潰す。

金曜日の夜、ピザの配達と思ってドアを開けたら、家に入れなくなった先輩に「泊めてくれ」と言われる話。

世界規模の全面核戦争勃発。 大統領は戦火を逃れるべく、地下の核シェルターに避難したが……。

登場人物 お父さん お母さん お姉ちゃん 坊や わたし

好きな人になかなか会えなくなってしまった女の子が、少しだけ勇気を出すお話。

おうちの時間、わたしの時間。 気付かない間に少しずつ流れて変化するそれは、不変の変化。 誰一人何一つ変わらない、時が流れるという変化をもたらす。