「短編 音楽」を含む小説

・あらすじ 　西暦２０１７年、とある動画に姿を見せたアイドルに衝撃を受けるユーザーが多かった。 　アイドルの正体はＡＲと言う拡張現実技術を使用したバーチャルアイドルだったのである…

音楽性の違いからバンドを追い出された男子大学生の佐藤カノンは失意の中、中学生時代の友人で天才研究者タカヒロから奇妙な事実を告げられる。最近流行しているジャンル「宇宙系」は理論上、…

イラストレーターの琴（こと）は、父の三回忌を機に、飛び出した家へとフィアンセを連れて舞い戻る事になる。父の遺品整理を母に任されるが、ピアノと家を捨て絵の道を選んだ負い目がある琴。…

私、保坂愛海は虐待を受けていた。学校ではいじめにあい、逃げる場所はなかった。そんな私に、彼は居場所をくれた。そんな彼すら裏切って、私は歌い続ける。 あの日の過ちを悔いるために。世…

　アルファポリス青春ジャンルで最高4位(24ポイント1733pt)を記録しました。 　ハロウィンの日。 　人気バンドのボーカルを担当している哲哉は、ドラキュラ伯爵の仮装をした。プ…

僕が、地球から遠く離れたレティクル星系湿地惑星で、ゼミで一緒の爬虫類型人間と、両生類型原生生物の現地観察をしていたら、とんでもない進化のスイッチを入れちゃったかもしれない件。

　幼い頃に去勢され、声変わりをしないまま成長した男性ソプラノ「カストラート」の登場で熱狂的な音楽の流行が起こった時代。一人の「カストラートの道を蹴った吟遊詩人」が、その長い人生の…

昭和23年初夏。 ミュージシャンの桐原潤一郎は行き詰まっていた。 自分の歌いたい曲を作れば見向きもされず、流行りの音楽をコピーしてもその他大勢に埋もれる。 バンド仲間とは険悪にな…

文字が、数字が、ここへ羅列するのは 恐らく、この秒針を阻むためだった。 制服のスカートが翻るよりも早いスピードで 浸透するそのピアノの音が、 黒鍵を嫐る指が、私の微睡む全てになる。

金谷枡美（かなや・ますみ）は広永安姫（ひろなが・あき）の自宅に招かれ、そのピアノを聴かせてもらうことになった。たった一人のためのリサイタル。それを聞き、枡美は安姫との間の、決して…

ショコラティエ匠とピアニスト響子シリーズ第三弾。 ほのぼの日常の二人ですが、今回は少しシリアス？ 響子、大学生時代。匠、自立前の時代のお話。 二人の飛躍の舞台が真冬に訪れまし…

稔の手は彷徨う。 交通事故で頭部を損傷して 聴力を失った大学生なのだが、どうしても 好きだったバンドの新曲が聴きたいと願う。 その新曲とは？

短編小説です。 「あの娘ってズルい」そんな思いの終着点。 原作音楽「泡を食べる」 →まだ公開していないです。

ゆあんさまの自主企画に参加します。 『初夏色ブルーノート＜筆致は物語を超えるか＞』 →　https://kakuyomu.jp/user_events/1681645221977…

それは、それそのものを好きであること。

高３、最後の文化祭。目前に控えたこの頃、軽音部では未だに新曲ができていない。 部長の麟は恋愛ソングを作りたいけど、恋愛経験ゼロ。そんな彼が提案したのは、唯一の女子部員である郁音を…

登場人物はだいたい男性。学生。浪人生。社会人。バツイチのおじさん。運命の相手を待ち望むさえない男や、恋をなくしたばかりの働く男。 「おはよ」で始まり「またね」で終わる短いメッセ…

放課後の教室で、都築は私にギターを弾いてくれた。 彼の指が紡ぎ出す音は、私にとっての当たり前だった。 そんな都築に、幸運な話が舞いこんできて……。

「人から貰った万年筆って、必ずなくすというジンクスがあるのよ」と彼女は言った。それを聞いた僕は、「大丈夫。この万年筆で、イギリスから手紙を書くよ」と答えた。果たして、そのジンクス…