「ただわたしだけが」を含む小説

最終戦争で地球は滅亡した。航行中だった宇宙貨物船は廃棄された植民惑星に着陸する。そこに生存する旧開拓民の子孫は異質な生物になっていた。彼らは言う。わたしたちは進化の末に神にならね…

あらすじ わたし……僕の中のあなたはだぁれ？ 登場人物 柏原 はじめ の中の人格黒月りんでお送りいたしマース！(๑ ᷇ 𖥦 ᷆๑)♡‎𓂃◌𓈒𓐍

あたしの1日1本書く小さな物語や詩の話。

アスペルガー女子大生の生活

「力を失いかけた聖女を、いつまでも生かしておくと思ったか？」 聖女の力を使い果たしたヴェータ国の王女シェラは、王となった兄から廃棄宣告を受ける。 死を覚悟したが、一人の男によ…

短編『わたしのケーキだぞ』の女子四人はもう少しだべるようです。

Nは天才外科医であった。Nはじぶんの仕事ぶりに対して、たいへん誇りを持っていた。 ある日、彼の元に男が訪ねてきた。一見、男には具合が悪そうなところが見当たらなかった。 男は言った…

　セシリア・サンダースはこのヴェルデ王国のサンダース公爵家の長女として産声を上げた。 　その容姿は精霊姫と呼ばれた母に瓜二つでセシリアも幼い頃から精霊姫と呼ばれていた。 　…

小学６年生のわたしは、私立中学への受験を決意した。 そこにはいろんな理由があってのことだけど……。 いつも目立つこともなく、「クラスのお荷物」のような目で見られていたわたしに…

ある日突然、生きているという実感がないと訴えるひとが現れる。日に日にその数は増えていく。 いかなる治療もその効果はなかった。

「うちらってさ、勉強はまあまあだし、部活は楽しいけどうまいって程じゃないでしょ。だから何を好きになるかって大事なことだと思わない？」 　中学生の明日香と香澄が自分の好きなものを見…

不可知論を信じる主人公と、死にたがりの男の奇妙な友情話

「個性的になることは、髪を染めることじゃない」 そう言った先生がいました。 けれど、先生は人の名前を間違えます。 仕方ないの。だって、マスクで顔が見えないもの。 だから私達は、…

　乙女ゲー大好き少女、太田雪乃は、ある日、目覚めたら赤坂藩３万石の３００石取りの勘定奉行、駒場宇兵衛の娘、駒場雪乃（こまばゆきの）として生まれ変わっていた。 　最初は江戸時代にタ…

婚約破棄されてやっと自由になれたのに、今度は王子の婚約者！？ 幼馴染の侯爵から地味で華がない顔だと罵られ、伯爵令嬢スーリアは捨てられる。 彼女にとって、それは好機だった。 「お父…

ある日、あなたは身体を拘束させられた。 誰もいない空間の中、あなたの前に現れたのは、一人の少女。 彼女は彼女なりの、愛のかたちを伝える。 【この物語は98％がフィクションです。登…

いずれこの雪がやむころにはわたしのこの空腹もいずれ大げさな記憶になっているはずだ。もはや避けることがでいないなら、そうなってくれることを願うことしかできない。わたしは背筋を伸ばし…

元々は別の小説投稿サイトで、コンテスト用に作成した『モノのつぶやき』というテーマで、字数指定されていた作品をカクヨムに移稿してきました（元のサイトにある作品の方は非表示にしてあり…

　天使のマルルは、人間に幸せを運ぶ仕事をしていました。けれど神さまに楯突いたので、マルルは翼をむしり取られて、地上へ落とされてしまいます。 　心が折れたすべての方に捧げる物語。