「ただわたしだけが」を含む小説

　みんなは部屋の中でなんかよく分からないオブジェクトが出来上がったことがあるかな？　わたしはあるよ！　なんかそれを作った人は製作途中に「これは僕の人生だ」うんたらかんたら言ってた…

　メタリックに輝く青い羽を持つ熱帯の美しい蝶、モルフォ。ギリシャ語で『形態』『美』を意味し、その美しさゆえに好事家の蒐集対象になっています。その美しい蝶をモチーフとした短編小説を…

「わたし、きれい？」と問う妻

小学六年生の美雨（みう）は転校したばかりの女の子だ。ある事情から、ずっと憂鬱で気分が晴れず、新しい友達を作る気力もない。 隣の席の瀬名くんは優しくないし、それでいて美雨にやたら…

太陽のように眩しいあの子が嫌い。 太陽なんて、誰のものにもならないものに憧れてしまったあの子が、わたしは大嫌い。 そんなあの子の顔を歪められたなら、わたしはなんでも……

『わた』が、そうしたら、すべては愛の色に染まり、美しい音色で溢れ出す。そうして、わたしはわたしを失う。そうしたら、『わたし』は『ぼく』の未来までの道を繋ぐこととなる。

「殺伐感情戦線」の「現」参加作品です。 ずっと遠くから憧れのまなざしで見ていた「女王」が、結婚すると聞いたわたし。夜に紛れ、夢のような一夜限りの謁見へ向かう……

どこにもない正義と、どこにでもいるヒーロー。時代の狭間に消えた名もなき主人公たちのお話。誰得な物語。

登場人物：わたし及び友だちや元カノ ※プライバシー保護のため、組織・団体・個人名はほぼ仮名です（こんな感じでしたっけ？） 主に僕の、小学生〜社会人の頃の実体験エピソードを書いて…

千年王国ナーラライネン。 その国の王は赤龍の呪いを受けている。 呪われた王アウリス。龍花を育て守る花巫女シュルヴィ。 王家の血を残すため、アウリスの身を焼く龍の呪いは花巫女へと…

「こうするしか無かった。娘の将来を思った」 「死んでちょうだい！世界を敵にまわした男」 見下ろせば白い波が洗うリアス式海岸。人類終局の崖っぷちで雌雄を決する二人がいた。 暗雲が立…

高校受験を控えた少女・桔梗はある日の晩、将門首塚で「将門」を名乗る幽霊と出会う。 桔梗が彼の心残りである「桔梗姫」に瓜二つであることから二人の「憎しみ」の日々は幕を開ける。

天気予報に嘘をつかれた日。傘を買えるところを探していた私はひとつのお店に目がとまった。 ちんまりと言う言葉がぴったりの小さな木造のお店。その上に掲げられた「かさや」の看板。 こん…

爆発錬金術師：フェルメルス・ジェルルド・ローゼンクロイツ　ものぐさ剣士：断八七志流可　純粋怪獣人間：ニーネ 　三人でいれば恐れるものなどなにもない。 　たとえ世界が崩れても私／僕…

わたし、椀戸カヤと、その彼氏、トウマとの、のほほんお惚気エッセイ。 基本甘々でいくので、ゆるっと読みたい方向けです。

高校生の「わたし」は最近、どこででも居眠りをしてしまう。 夢の中でトラブルが起き、ほっとして目を覚ました「わたし」は、現実でも夢で起こったこととそっくり同じ出来事が起きていること…

・ボカロ楽曲を中心に書いた解釈小説です。歌詞自体は載せません。 ・あくまで「自己解釈」であって、誇張などもあります。それでもいいという人だけお読みください。何か問題があったときは…

主人公の「わたし」は、パパがどんな悪いことをしたのか、気になって仕方ありません。 「わたし」は、パパの秘密を暴くべく、身辺調査に乗り出しました。 ショートショートです。 さく…

　Ｓランクパーティの魔法使いとして、名を馳せていたリア。 　しかし、魔女との戦いの最中に味方をかばって受けた魔女の呪いにより、リアは、少女の身体へと変えられてしまう。 　呪い…