「純文学…？」を含む小説

これまで書き溜めてきた短編の中からお気に入りのものをピックアップしました。 あと新作も。 ジャンルは多種多様、気の向くままに更新します。

憂鬱な日々を生きる男子高校生の日常短編集

暗くなって突然受信状況が悪くなったラジオの周波数を合わせようとすると、死者の声が聞こえるらしい。それなら一体、番組ではどんなおたよりが読まれるのだろうか？

僕の胸の中にあるものとないもの。

昼休みになると音楽準備室に駆け込む。 ここだけが、私の居場所。

突発性拡張型心筋症。そう診断され、高校3年生の水沢ひかりはホッとしていた。心臓移植なんて希望しない。そう思っていた。彼と一緒に行方不明になるまでは______

「俺」は無事春に昇進して、大手進学塾の塾長になった。五年前の新卒で熱意は消え去り、ご近所から嫌味を言われながら惰性の日々を送っていた。そう水曜日以外は、水曜日になると上の階の自習…

入念にデートの準備をしていたのに、キャンセルの電話が入った。

いくつかの録音テープがある。1、2、3……再生すると、一人の老女が話始めた。 小学生のとき、中学生のとき…… 彼女が語る話は、どこか夢物語のようで現実味がない。淡々と話す、彼女は…

人工知能の研究を行っていた愛する彼女は研究所で冷たくなって見つかった。 彼女の亡骸のそばにいたのは助手であり、彼女の作ったアンドロイド。 鈍器による頭部の損傷。謎の防犯映像データ…

年末になり東京から帰阪した私。弟と過ごす年末の昼は牧歌的な時間？

金魚に名前をつけてはいけない理由

魂のシステムと、次の生命になること。

儚げな美人、豆腐屋小町の身の周りで起こったふしぎな出来事。

大体1話あたり2分で読める短編集です。 一部世界観がつながった作品がありますが、どこから読んでも問題ないです。 おすすめの短編は★がついています！