「短編 夫婦」を含む小説

まじめで信用できそうな非モテ男性に好印象を抱き、結婚した理絵だったが、夫のなんだかよくわからない嘘に振り回され、夫への信用をなくして離婚。しかし、なぜか夫の婚活をサポートすること…

この物語の顛末は、たった一文に集約される。 夫が私（妻）を愛してしまったので離婚させていただきます。 以上だ。 この一文を読んで、多くの人はこう思うだろう。 『夫が妻を愛して、…

『戦神作戦』――それは戦時下の一大国策。 長引く戦況をあやぶみ、王室は貴族令息たちの出兵を決めた。伝説の英雄「戦神」にちなみ、いいなずけとなる令嬢たちをあてがったうえで。 これ…

我が子の遺伝子を、恣意的に変えることができたら。 そんな、SFにありそうな技術が実現した未来。遺伝子を”デザインする”事務所には、訳ありな夫婦が訪れる。 ※専門知識に関して、正…

「夫にナイショ」シリーズ漫画原作コンテスト応募作。 1話1話が短い短編小説です。 夫婦やパートナー同士の問題は、二者間だけに留まるのかと言えば、そうではないだろう。 周りも少なか…

　結婚適齢期、私は波に乗ったのに、夫婦生活は干上がった。 　夫は専業主婦の私に当たり散らす。私がパートに出ることは許さない。自治会の集まりには夫同伴。 　息が詰まる中、私は夢を抱…

真夜中2時31分。 妻を怒らせた主人公は、団地の居室からつまみ出された。 寒さに凍えていると、真っ暗な中から男の声が。それは向かいに住んでいる、新婚夫婦の片割れで……。

愛する夫と幸せな結婚生活を送りながら、夢の中では別の男の妻として暮らす聡美。聡美の心が揺れた時、それは起こる。

小説家である俺の妻は悩んでいた。 執筆中の子ども向け小説での、キャラクター造形に。 真摯に作品に向き合う妻を愛おしく思いながら、俺は仕事に向かう。 ※この作品は、自主企画『第二…

動物園での夫婦の会話。 妻は言葉にそっと心情をのせる。

　口が悪く、嫌われ者の老人のもとに一人の少女が訪れる。 　　「初めまして、死神のタユウと言います」 　

※また少し改稿しました。(2022年3月29日19時49分) これはとある夫婦のお話。ちょっと変わった夫婦のお話です。

老夫婦の営む喫茶店はいつも閑古鳥が鳴いていた。そんなある日、1人の忘れ物をきっかけに店は……心温まるストーリー。

【KAC2022　８回目のお題「私だけのヒーロー」の応募作品です】 「ママって、パパのどこを好きになったの？」 夕食の準備をしていたところに、娘の唯花はそんな質問を投げかけてく…

私が妻が主人公、私と妻の格闘。若さ故の焦燥。たったひとりの味方。どんなに超近代的病院、医療でも。 ここにはある夫婦に突然、襲ってくる不条理をきっかけに、信仰に走る夫の救いの先は何…

夫婦の絆を深めるのは、ちょっとしたことの積み重ねだというお話

「88歳の誕生日、おめでとう！」 瞼を開くと、君がいた。僕と同じ白い髪を翻した、君が。 とある夫婦の、88歳の誕生日。 ──願わくば、君と共白髪を成したかった。

今日私の母は八十八歳になる。本来ならば盛大に米寿のお祝いをしたいところではあるが……。 数ヶ月前に父が亡くなってしまい、母からは笑顔が消えていた。

KAC20225【88歳】妻が亡くなって、十年が経ち、私は八十八歳となった。飾り気のないベッドの中で私は妻のことを思い出す。 どうか、一瞬一瞬を大切に。（作者より）