「どこまで？ どこへ？」を含む小説

　漫画好きの知人達と共に、近々「マンガナイト(仮)」なる、ほぼ身内だけで集うイベントを行うことになった。 　ただただ好きな漫画について語り合う会だ。今回のテーマは、「人生に影響を…

ヒーローでもヴィランでもない誰かに助けられた経験がある人はどれほどいるのだろうか？ いや、それは相手への前提が失礼だ。 多数なのか少数なのか。 そんなのナンセンスに決まってい…

　絞殺事件を担当する所轄警察署の柴塚刑事は行き詰まりを感じていた。 　犯人は、首の骨にヒビを入れる程の力業で成人男性を絞め殺す一方で、現場の物証どころか周辺での目撃証言さえ皆無と…

　日本の歴史は妖と言われる妖怪との戦いの歴史でもあった。 　平安は陰陽師、鎌倉は武士団、戦国時代は大名、江戸時代は幕府、大正時代は帝国陸軍。忘れたころにやってくる妖怪に対して政…

企画参加用 （企画参加時のタイトルはオーロラの雨と決まっていましたが、それだと僕が解釈を決定付けてしまうので、変えました）

ねぇ、あなたは今どこにいるの？私はあなたに会いたいよ。

※重複投稿 「NOVEL DAYS」にて投稿した作品をこちらに転載しました。 　作中で頻繁に出てくる「天井」とは、ソシャゲのガチャ用語で「ある一定のラインまでガチャを引けば、確…

　遠い未来、遥か彼方の星々のどこかで。 　不条理によって戦争に叩き込まれた元少年は、少女となって、二脚歩行型自律支援兵器―――シミュラクラに乗り込み、戦うことを強いられる。 …

つくもの詩集です。 タイトルの由来はお察し(恥) 各話一編の構成です。 複眼＝対象をいろいろな見地から見ること 　　　昆虫の目の方の意味は有名ですね。 詩になっているのかさ…

　今回まででひとつの実験を終えます。 　今日は午後から書き始めたのですが、還付金詐欺の電話がかかってきて、その対応に時間をとられました。 　母が電話をとっていたら引っかかっていた…

　放課後いつも図書室で本ばかり読んでいる、みかげ。 　金髪ヤンキーで何かと素行の悪い、なつみ。 　ある夜、みかげと出会ったなつみはそれ以降、みかげを『推し』と称して構い始める…

無数の文章を書いていくつもりでいる。どこまで書けるだろうか。これは、物語がある。あるいは、ないかも知れない。誰かが読むかもわからない。そういうものになる。音読してみると、いいかも…

【ＢＬ×剣道。和装男子に片想い。――ライバルは、誰よりも好きな人。】 　剣道部の『彼』を好きだった、同じく剣道部の『僕』、幼なじみの僕は。 　でも、好きになるずっと前から。――…

ギーデイル王国で冒険者ランキング2位止まりのロイスベールはある日、突如現れた転生者を助けるがすぐにどこかに行ってしまう。次に会ったときには知らぬ間に仲間にされていて魔王討伐を目指…

　非名門大学に進学したジュンは、夢も目標も描けず、人との関りもうまくいきません。 　長身で体力に恵まれていますが、やがて休学し、心療内科に通うようになります。 　自分は高学歴…

オートマタ技術、知識とその技師こそがもっともすぐれた地位を持つ世界。 それに疑いを持つある少年。復讐心にかられるプラグ、彼は幾度も更生しようとしたが、その力のむきどことは常に不安…

この世界にはどこかに“魔法”が存在する。その場所は「魔女の劇場」。そこでは魔女が魔法を使って特別な演目を行うのだ。それはとても素敵な“魔法”のような時間。極東にある魔女の劇場、「…

実際にあったビジネスの話です。 ペンキ屋（塗装業）である小規模企業が頑張ってたらDXに成功していた話。 ある日、ペンキ屋のおっさん社長フクは、倉庫を綺麗にしようと思い立つ。 何…

「白薔薇」の異名を持つ美しき侯爵令嬢チェリフィア・ノアルージュは、社交界の爪弾き者だった。 原因は王国で絶大な権力を誇る父親…――あくどい手法でいくつもの名家を没落させ暗躍する「…