「＃ショートショート」を含む小説

　受験期直前、僕は第一希望の高校選びで迷っていた。 　レベルの高い高校を選ぶことも選択肢に入っていたが、受験勉強が辛くなることは必至だ。それに、高いレベルの高校に挑戦することは…

世にも不思議なカニがいた。そのカニは、毎晩、星を見るのだという。

ひかりとつばさが偶然の出会いから始まり、お互いの存在や思いが重なり合い、真実の愛を見つけていく物語です。

気が狂う会話劇、世界一短い小説。異世界召喚を冷静に見ると？　地の文が消えて、かと思ったら喋りだして……。これは小説であって、小説でない異色の物語。いや物語でもないのかもしれない。…

　目は口程に物を言う。そんなことわざがあるが、僕は感情を表情に出すことが得意ではなく、いちいち言わなければ伝わらなかった。 　そんな僕の感情を読み取ってくれる人が現れた。

夫婦として何事もなく過ごした15年間だったのに、離婚され、一人娘とも離され、急遽、屋敷を追い出された夫人。 さらに、異世界からの聖女召喚が成功したため、聖女の職も失いました。 こ…

僕は高校生の頃、3人の女子に告白して同じ数だけフラれた。 彼女たちは口を揃えて「好きな人がいる」と言った。 衣田(ころもだ)だった。

妄想コンテスト「化ける」応募作品です。 つまらない学校生活と、上手く行かない創作に疲れ気味の男主人公、司。ある時、一通のＤＭが来たのだが、その送り主は、自分の創作したキャラだった…

コイツァ何なんだ？！

これは貴方と呼ばれた青年と貴女と呼ばれた少女の思いを綴った物語。 青年の瞳には、見つめる先の障子の間から見える紅くれないに燃えた太陽が。そして、その太陽を優しく包み込むように濃…

〜登場人物〜 心待（うらまち）・・・列車に住む幽霊 彼女・・・列車に乗り込んでくる人物 ※この物語は過去に坊ちゃん文学賞に応募した内容になります。 前作「その扉の向こう側には」…

1話完結の140字以内のショートショート集。 どの話からでも、お読み頂けます。よろしくお願いいたします。

冬は泣かない。そう決めたんだ。 刃物のように鋭く凍てつく夜、君は橋から川に飛び込んだ。それから６年。私は少し、あの頃と変わり始めていた。

怖い話を思いつき次第更新します

会社帰り、疲れていた俺はうっかり寝過ごしてしまう。 そうだ、いっそこのまま終点まで乗ってみるか。 着いた街にいたのは、夜の海岸に座り込む若い女性だった。 エブリスタにも投稿し…

弱気を助け強気をくじく、みんなの憧れスーパーヒーロー！ 光り輝くその雄姿の影には、底知れぬ苦労があるのだ。

　会社の実権を息子に譲り、気ままな暮らしを送っている私。妻とともに山あいのまちへ旅に出かけたところ、駅を降りるなり事件に遭遇してしまう。事なきを得るが、その事件が縁で訪れた寺では…

とある村に住む、双子の少年達。 二人は今日、誕生日を迎える。 ──別れが迫っていると、片割れだけが知っていた。 「21gのアズリエル」世界観概要はこちらから見れます https…