「短編 ホラー」を含む小説

人がソンビに見えてしまう人の話。KAC2021お題④「ホラー」or「ミステリー」の参加作品。

１５年の歳月を経ても、全く気付かないこともある。

少女の家の隣には泥の塊があった。 泥は少女の叔母を連れて行った。 (KAC2021 4回目お題：ホラー or ミステリー)

KAC20214のお題『ホラー or ミステリー』のために書いて短編小説です。 完全なホラーというか、少々不思議なホラーです。

　僕の部屋のアジサイは、単純な紫一色ではなく、赤と青のグラデーションを形成している。その美しさを僕は誇らしく思っていたが、友人は気味が悪いという。その理由として、彼は二冊のミステ…

渚が家に戻ると、部屋が荒らされていた。 雷鳴轟くなか買い物に出、戻るまでの、たった十五分ばかりの間に。 誰が。なんのために。どうやって。 人智を超えた力のように思えた。 雷鳴。停…

私は薬科大学に通う大学生。 薬剤師になるために、病院で実務実習だ。 そんなある日の……

夜中、人影のほとんどない道で拾ったスマホ。 画面に表示された『宝探しを始める』のボタン。 次々と出される指示に従っていった結果……。

　——突然だけど、お前は第六感を信じるか？ 　いわゆる直観ってヤツだ。 　どうしてそんなことを訊くかというとだなァ……どうやら俺にはソレがあるみたいなんだ……。 ◯ KA…

　暗くて青くてぐにゃぐにゃの世界で、僕は“本物”を見たんだ。誰にも言えない。言っちゃいけないけど、ね。

黄ばんだ童話集を開くと、そこには、かわいらしい女の子たちの幸せなお話が詰まっていました。狂気の童話式短編。 《不定期更新》

守護霊と神様との日常。 たまにはこんな日もあります。 簡単レシピと曲紹介もあります。

<KAC2021参加作 お題:直観> 狂気と称された画家がいた。名は瀧方沢雲。 私はある望みを持って、彼の遺作「祝福」の前に立っている。

ここではないどこか遠くへ…。ここにいると、きっと私は…。 【KAC2021】投稿作品 【KAC20213】『直観』

オウル（俺）…主人公　クレイン（彼）…オウルの友人 ☆ 頭の固い俺は、論理的な話しか受け付けない。彼はそれを知っているはずだが、時折理解できない言葉を投げかけてくる。 ーーーー…

好きだった彼の心中事件を新聞で知る。 彼と交際していた日々を振り返る。 彼はどうして死を選んだのか。

俺は占い師の千堂だ。そこそこ当たることで有名だな。あくまでそこそこであって、大きくは当たらない。 だって、占う力なんてなくて、ただの直観で抽象的なことを言っているだけだし。 …

その女は美しき狩人だった。 男達はそうとは知らず、女に寄る。 狩られた魂が無垢でないのが、せめてもの慰み。

KAC2021 2回目お題「走る」 です。

【KAC2021　２回目のお題「走る」の応募作品です】 人気のない道路に現れるという、走る女のウワサ。 夕方現れるソイツとは、絶対に競争してはいけない。 負けたら最後、どこかへ…