「#文芸」を含む小説

　文庫本の体裁で、見開きに収まるようなポケットサイズの物語ばかりを投稿しています。1400文字というのは、「見開き2ページ」のおおまかな最大文字数です。 　日常の中の気付きあ…

　津久井三春（つくい　みはる）は高校二年で、下級生からも同学年からも、先輩からも告白されてしまう美少年。対して文芸部の福沢志津子（ふくざわ　しづこ）はおとなしい（？）黒髪おさげの…

その日は朝から嫌な天気だった。 そんな日に、文芸部で出している定期新聞の記事のため、僕は薄暗い教室に居残っていた。 一つ上の先輩に、怪談話を取材する。それが転校早々の僕に課せられ…

雪乃は生来体が弱いたちだった。今日も雪乃は熱を出した。運が悪いことに、この日は家族みんな出はらっており、家にはだれもいなかった。冬の、寒い日のことだった。 ――雪をはじめて見た少…

　キョン子シリーズ第三弾は、４つのエピソードを収録した中編集！ 　七夕に秘められたメッセージを星空観賞会で読み解く「笹の葉レクイエム」 　キョン子弟とSOS団の面々が衝撃の出会い…

　男々しい性格の上条零無は、自分以外の一年が男子であることに入学式で気づいてしまった。 　その後、友達作りの為、元先輩のいる文芸部に入部。しかしそこで毛利元道という男に襲われてし…

恋ぞつもりて（文芸社）とクリムゾン　タイガー（銀の虎編）を合わせた作品です。 それぞれの作品に色を入れて、恋ぞつもりては金色。銀の虎編は銀色。そして姫編は金銀銅です。是非、探して…

もう何百年も生きた男が死に、この世から消える間際のこと、その歴史に囚われた「僕」は、夢中の海に見せられればその中に沈む。現代の日本と歴史の隙間に生まれた幻想譚。

言葉にきちんとコストをかけて、言葉そのものを楽しむ。文芸でしか表現できないような言葉の奔流。語感の群れ。燃焼する圧倒的なイマジネーションの世界。ある意味、小説より面白い。よね。真…

すこし不思議でモラトリアムなライト文芸。 シリーズごとにゆるく完結する連作形式。ギフトシリーズ第四話。

１９９１年「短い２０世紀」の最後の年が暮れようとしていた。仮想世界ハビタットで繰り広げられるありふれた日常。ある日の真夜中、静かな湖畔を血に染めた最初の猟奇殺人事件。続いて日本列…

プログラムを組むというとなんだかとんでもないことのようですが、実際はプログラミング言語で書く文章に他ならないのであります。よって、文芸的な考え方で身に付けることは可能。 『プログ…

　とある理系大学に小さなサークルがありました。そのサークルの名は文芸同好会。会員はこの６人 須墨 誠(♂):２年生(-_-) 理屈人。会長。いろいろ知識を得て、とにかく議…

民家の壁をよじ登ったカエルが雨どいでウォータースライダーをする話です。落選しましたが、文芸社の絵本大賞に応募した作品です。

“これから死ぬ人の姿が見える"不思議な力を持つ風見夜子と、彼女に死の宣告を受けて救われることとなった凪野陽太。彼女のその力を使って、少年少女は理不尽な死から人々を助けていくことと…

とあるカップルの緩い掛け合いを描いた恋愛ものです。肩の力を抜いてお楽しみ下さい。 ※この小説はフィクションです。実在の団体や名称などとは一切関係ありません。 ※無断転載お断り

子どもが苦手な保育園の事務の「私」は、子どもの幽霊「ゆう」の存在に気付く。 四季を通して、徐々に距離を縮める二人。けれどそれぞれに抱える秘密があって―― 中篇。ラストはホラーか…

見た目人間にしか見えない戦闘用ロボットのさやか。 日常に紛れ込んで生活していたが、突如として襲ってきた天変地異により 別世界へ放り込まれてしまう。 さやかと、クラスメイトたちが繰…