「短編 ショート」を含む小説

鱗のあるアリクイのようなそれは、地中を猛スピードで這い回り、ランダムに都市部に出現した。気づいた時にはもう手遅れで、地中から一気に姿を現わし、長い舌で近くの人間をひゅるりと絡め取…

繋がりがなく、ごくごく短い小説です。

ノスタルジーだったり、センチメンタルだったり。 夏の終わりを感じたくて書いたお話です。 揺れたのは、心。影。或いはひまわり。それとも。

アンデルセン著「絵のない絵本」のオマージュ的な作品です。

直線の連続で曲線を作る、この楽しさ。ぱちん。ぱちん。ぱちん。爪を切り、爪切りの中から微音がする。振ってみると、しゃか、しゃか、しゃか。今度は反対の手。

思い立ったが吉日。私はとある有名神社に参拝にでかけたーー。小一時間程の参拝の間に、これでもかというおバカな不思議体験が！実体験を元にした、クスッと笑えるショートストーリー！

現代日本によくある、潰れそうな寂れた神社にて。うらさびれた境内でひとり、掃き掃除をする巫女さんは、人には言えないある秘密を持っていた。 神も悪魔もありません、あるのは人とお金のみ…

文章や文字あるいはテキストというものは読み手が自由なスピードやペースでそれを脳内に流し込んでいくことで成立するわけだが

老師（おじいちゃん）と小僧の話。

亡くなったおじいさんの言いつけ通り、ボクは毎日夢のために頑張った。だけど、現実は。その夢は絶対に叶わない。

　1000字程度の短編を4作 公開しています。

ふみは友人から奇妙な話を聞かされる。ある地蔵様にお祈りをすることで色々なことがたちどころに良くなったというが。

中学時代からの親友、桜に告白されたレナ。 しかし、レナは自分をエイリアンだと思っていた。 2022年2月執筆

さまざまなショートショートを詰め込む短編集。とりあえず思いついたままに書き散らす予定です。

　足してゆくだけで創る美しさは、容易に手に入る。資金さえあれば良いからだ。 　どんなに私が醜くたって、どんなに私に価値がなくたって、私の指先はこんなにも美しい。お金を払って得た…

「今日こそ決着をつけるぞ」颯爽とランドセルを脱ぎ捨てたタケルは、使い慣れたそれを取り出した。ダガーナイフのように小さく構え、ツヨシの胸元を狙う。

「嘘発見めがね」を拾った主人公。かけると嘘を見抜けるめがねだ。 あることを確かめようと、そのめがねをかけるが…。