「短編」を含む小説

部屋を片付けていた時に出てきたアルバム。そこには一枚の写真が収められていた。あの夏、僕が彼女を写したものだ。 たった一枚しか残っていないそれが、あのひと時の想いを思い出させる。 …

ある場所に閉じ込められた男との話。 柵越しなら、見なければ対話は可能だって、昨日辞めていった前任者は言っていた。

タイトルの通り！ 小説家になろう、アルファポリス、ノベルアップ＋、ツギクルでも掲載してます。

短編集です。 辛いことばかり起こる世界だけど、ほんの少しだけだけど救いもある、そういう物語の集まりにしようと思います。

願いを叶える呪いの力、その先に待つのは希望か、それとも絶望か。 偉大な大魔法使いの創り出した語り手は、「願いを叶え、代償を奪う」力を背負っていた。ある日、戦乱の王国で目覚めた彼…

「今からキミを、この部屋に軟禁する！」 五十嵐紫鶴の守護霊であるユカリは、ある日突然、そう宣言した。窓も玄関も不思議な力によって開けられなくなっており、スマホも使えない。こうして…

　ある日突然失われる日常。長閑な田舎の村に溢れる、動く死体。視点が違うだけで、同じ話なので、どこから読んでも大丈夫だったりします。 　

巨人の遺体が空から降ってきた。 巨人は様々な面で人とは異なる。 死を迎える時もそう。 死んだと思しき巨人は完全に命が尽きるまでのごくわずかなあいだ、ことばを交わすことができる。 …

　2050年、東京。量子物理学者の葵は、地球温暖化を解決する画期的なプログラムの起動を目前に控えていた。しかし、その瞬間、彼女は突如として2150年の世界へと飛ばされる。そこで目…

私が気づくまでの話。

ある日、水泳部の朝練で一人プールに来ていた俺は、プールに浮かぶ恋人の死体を見つける。状況を理解できず呆然と立ち尽くす俺に、恋人の親友である長谷川雪が話しかける。教室から死体が見え…

最近の書店のあり方に物申したい少年の話。

私は憧れの神崎先輩の靴箱にラブレターを入れた。 呼び出して早々に告白をしたら、先輩の弟だった…！？ 勘違いということに気づいたけれども後にはひけず。振られるだろうと思ってたのに…

昭和44年アポロ11号が月面へ降り立ちニュースをにぎわせていた頃。 不治の病に侵された彼女と、それを優しく見守る彼の、二人の物語です。 彼の心情が語り手となっている短編小説です。

「風の色」から３０００年経った現代。 不老不死の体を持つ縹宝(ハナダタカラ)と、その仲間達を書いた作品です。

サクッと読める短編を投稿しようと思ってます。 文字数は物語によりけりですが、なるべく短時間で読めるよう心がけていきますのて、どうぞ立ち寄ってみてください！ 水曜日と土曜日に更新し…

様々な詩を載せていきます。

早く寝かしつけたい適当執事と、悩み多き眠れないお嬢様の攻防。眠れない夜に軽く一話どうぞ。お嬢様のベッドはもちろん天蓋付きのふかーっとしたいい感じのベッドで。スヤァ…

疲れた社会人が、眩しい街明かりの中で赤い星を掴む話です。 超短編の白昼夢みたいな物語。