「雪 心」を含む小説

世界は『毒』に侵され、すこし変化した。かつて『東京』と呼ばれた忘却の都市『G.O.』。 そこには機械で毒と病と闘う『鋼鉄派』と、毒と病を受け入れ共に生きる道を探る『毒喰派』に分か…

カクヨム初投稿作品。 小さな雪の国で起きた小さな日常である。

　誰の心にも奥底に深く眠っているいるであろう、ロリータコンプレックスをテーマに書きます。 まだあどけない少女、舞雪と人生の絶頂というものを味わった四十前半の堕落。 二人が織りなす…

「あおもり　灯りと紙のページェント」。知る人ぞ知るその幻想的なイベントを舞台に、北を旅する「僕」の心とそれを取り巻く人々の、短いけれど、やさしい物語。

盾に転生した私が目覚めたのは、一年中雪が降りそそぐ真冬の国だった。「汚らしい盾だ」と言われ、誰にも見向きされない私に手を伸ばしてくれたのは、心優しい第六王子で――。「ずっと、私が…

本編連載に先立って『羅刹伝 雪華』に登場する各キャラクターをショートエピソードでご紹介します。（台詞に話者名付き） イラストは下記の記事で公開中 http://ameblo.j…

夭折の童話作家・灰条色を敬愛する高校生、神住月白と榊陽高。かの作家の未完の遺作が存在するという噂を聞いた二人は、大きな手掛かりを得て夜の旧図書館へ忍び込む。そこでついに『灰の国』…

舞台は100年後の日本。永遠の命を追い求めた人たちは、心を持った人造人間・テンカロイドの発明によって、疑似的にも“最愛の人との永遠”を手に入れた。 最愛の人を失い悲しむ人々に、…

高橋 秋。17歳。僕は初めて人を愛する喜びと悲しみを知りました。隣にいなくても、ずっと僕の心の中に、君と、君との思い出と、君の言葉が残っています。だからどうか、君も忘れないでいて。

戦国時代末期、後の始皇帝である秦王・政に挑んだひとりの男がいた。撃剣の名手にして羽声の力で人の心を自在に操る侠客・荊軻と彼を迎え入れた北方の国・燕、そして燕の歌姫・雪蘭に待ち受け…

　人を信用せず、唯一の理解者である両親から関心すら寄せられず、心の中を見せない少年<加賀谷　なつき>。 　彼が、転校してきたド田舎にある高校。目に映る教師、生徒はみんな『うざった…

孤児院で育った八谷翔と、白谷雪。クラスメイトの小谷健と、沢谷ゆい。 消えない翔の心の傷。雪の伝えられない思い。 普通な自分が嫌いな普通の少年、健。人との付き合いが何なのか分からな…