「短編 円城塔賞」を含む小説

今まで、望んで手に入れられなかったものは、なにひとつなかった。 ドレスやぬいぐるみ、アクセサリーやチベタン・マスティフでさえ、望めば何でも買ってもらえた。  ︎︎ …

小さな頃から男の子に間違えられる私。 好きな人にまで、男友達みたいだと言われてしまう。 だけど、いいんだ。隣にいられるのなら。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

気がつくと俺はデパートの屋上にいる。会社をリストラされてから毎日と言っていい。俺は何をしているんだろう。こんなところで。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

季節外れの寒波に見舞われた東京には大雪が降っていた。東京発～神戸行きの新幹線は発車するまでに時間を要していた。 そんな時、隣の席の男と妙な事で十年前の殺人事件の事で会話が弾み、い…

SOMNIUM AD LEVANIA

宇宙の果てはどうなっているのだろう？ 考えつづけると発狂してしまうようなこの問いを、作者はときどき考えてしまうのです。 宇宙の果てに取り憑かれた画家に託して、このテーマについての…

いつも同じ夢をみる。白い家の白い布団で眠る老人に白百合を渡しに行く夢だ。 しかしまあ、考えても仕方がないのでそんなのことは置いておいて、友人の叔父の家の蔵掃除に行く大学生の話。

この小学校にはイジメがある。生徒たちは楽しみのため、愛する人を救うため、友達のため、それぞれの思惑で無視をする。 ホームルームが始まって、クラス中の視線が四華市に注がれる時、カタ…

百合短編（百合 ＋ SF？バトル？） 平行世界の二人の殺し屋が、自分の世界を守るために何度も輪廻転生を繰り返して、相手を殺し合う。それはきっと、「運命の相手」……。

◆ちょこっとだけホラーです。 『青』を感じてくれたら、いいな。 そんなに、裸足で逃げる程、怖くありませんよ。 さくっと読めますので、お気軽にお立ち寄りくださいね。 ◆よろしくお…

気が付いたら、神様だという女子高生と宇宙にいた社会人のリヒト。 現実世界の生きにくさに疲れたリヒトが女子高生@神様に願ったことはー。

金を貸したことについて友人に相談する僕。その後、再び金を貸した相手に会うことになる。

お母さんをお父さんに殺された少女は、旅に出ました。 救いを求めて、修行場を転々と……。 最後にたどり着いた場所は、広々とした河原でした。 そこには空き缶の上で眠っている小人がいた…

彼を殺した翌日、私はリサと旅に出る。

私はお手伝いロボットMKと申します。ご主人様と二人でこの広い屋敷に住んでいます。ご主人様をお世話するのが私の役目です。私には感情がわかりません。でも問題はありません。私はただのロ…

◆Ａｙａ（アヤ）は孤独なスナイパーをしていた。 その心の支えは、専属の情報屋Ｋｏｕ（コウ）が担っている。 しかし、結ばれてはならない秘匿を破りＡｙａは想いを彼にぶつけた。 パリに…

冬至の日の、ちょっとした日常

少年蒼は祖父に連れられ祖父の田舎に遊びに行った。 山登りや釣りなどをしたり、田舎の名物を食べたりと日々エンジョイしていた。 そこで一匹のタヌキと出会う。少し不思議な物語。 登場…

「支点をくれれば地球だって動かしましょう」といったのを真に受けたシラクサ王によって、本当に地球を動かすことになってしまった天才科学者アルキメデスを題材にした創作落語です。 ――…