「短編 ショート」を含む小説

猫愛で書いたのですが、ちょっと怖いオチになりました。

七不思議について自分なりの解釈をしたお話です。

突如として東京都墨田区押上1丁目1-2に生えたブロッコリーは、急速に成長した。少し目を離した途端に、あれよあれよと三倍にも膨れ上がっている。また膨れ、また育ち、また巨大となり。墨…

結婚を考えている人と一緒に暮らすのは忍耐の始まりだと、母は言う。確かにそうなのかもしれない。笑って済ませて、心の中で舌を出しておけば良いのかもしれない。

こんなプロット、読者が怒るに決まっているでしょう。なになに、ミステリー小説で、ヘンテコな館に閉じ込められた主人公たちがいて、犯人はなぜか密室から脱出して何食わぬ顔で容疑者から外れ…

白衣を着た男性は、物憂げな表情でカプセルを見上げた。人がひとり収容できる大型のカプセル。それはタイムマシンだった。「もう、未来の医療に賭けるしか……。それしか、方法が思いつかんの…

壊れるくらいならこのままがいいと思ったことはありますか？ずっと耐えて耐えて熟した感情を、静かに解き放つ少女のお話。

自分が落ち込んだときどうしていますか・・・

仕事帰りの『俺』は一人、何を思う？

　「罪ッター」とは罪を積み上げられる呟きアプリである。書き込めるのは勿論現実社会で犯罪とならないような「心の罪」で、利用者は匿名利用が義務付けられている。利用者同士の交流は呟きに…

短くさらっと読める短編集を集めたもの。過去作から最新まで掲載。気が向いたら読んでいって、評価してください。

仲間たちにタダで飯を食える場所を教えて回っていた田代というやつが消えた。 どこに消えたのか。そもそもなぜ教えて回っていたのか。 5分で読める、日常の謎です。

天井を踏みしめて生きる主と、彼に仕えるメイドの話。逆さまの主は、今日も天井から降りてこない。 ◆遥か昔に書いて部誌に載せた作品を転載しています。 ◆改稿なしですので表現の未熟な…

向井百太は、人生で初めて恋に落ちた。彼は思いのすべてを恋文に乗せて届けることにしたんだ。 二話完結、手早く読める、甘くも切ない青春の１ページを彩る作品。

一話完結の短編集です。 数分でラストまで駆け抜けます。

死体が動くはずはないと、昨日まではそう信じていた。

短いSFのまとめ。

虚井華子（うつろいはなこ）は精神科医。 診察の場面で語られる患者の「犯罪の心」と「実際の罪」。

疲れてみかんを食べようと手にとって剥いてみると、一粒ごとに人が住んでいて…

薄紅色に色づく頃に隣に誰が居ましたか？花は枯れても色褪せない思い出を、静かに思い馳せるお話