「あやかし」を含む小説

過去に書いた作品が読めなくなっていたのでこちらに…… 過去に紙のバージョンで少部数作ったものです（紙のバージョンにはとてもこちらにアップできない内容のものも含まれるのですが……）

T都M市駅前裏に、小さな骨董屋があるのをご存知が？ 骨董屋の名前は『井筒屋』 主は宮野歳三。 骨董屋の店主であり、修繕や鑑定なども行っているが、この男のもう一つの姿は「陰陽師」。…

魑魅魍魎が跋扈するこの世。能力を持つ者はそれらを長く厳しい修行の末、退かせることができた。しかしそんな中にも、異例の存在が－－－いたのである。わずか12歳の妖怪退治のエキスパート…

一人暮らしの霊感体質の少年がある日家に帰ると、そこには見覚えのない一人の少女がいた……少女は座敷童子（派遣）で少年の家に居候することになるが――派遣座敷童子の少女『沙雪』と霊感体…

結婚の報告に向かった二人が迷った道は暗く寂しくそして無限に続く この道はどこに向かう

身近なところに「それ」はいる。 どこかに行っても「それ」に遭う。 短く身近な物語… …あなたの後ろは、大丈夫ですか？

この世の中で本当に恐ろしいものはなんでしょうか。 霊ではありません。 あやかしでもありません。 悪魔でも人の心でもありません。

妖を憑依させることの出来る力を生まれ持ってしまった少年。 少年はどのように生きてゆくのか。 彼の前に彼と似た境遇の男が現れる。 ───男の正体は何なのか。

僕の彼女は、３才年上。少しわがまま。かなり、えっち。 趣味は、TCGや将棋などのボードゲームと、小説を書くこと。 特技は、料理。 そして、左腕しかない。 右腕も脚も頭も胴体もな…

ちょっとうまくいかないことがあって、剣道をさぼりがちになった男の子、要輔。彼はある日言葉をはなす猫に出会う。でもそれが実は、付喪神だった・・・！ 付喪神の女の子、桔梗と要輔の青春…

　源氏物語サイドストーリー 　「日陰者にはなりたくない」 　亡き母の恋人だった男に言い寄られた瑠璃子は、男から逃げ出す事を決意します。 　あやかしと異能が当たり前の世界で描く、玉…

夏の間だけやって来るクロワッサン鯛焼きは、百鬼夜行がお好きなようです。

木城ゆかりはある日、薄汚れた一匹の獣を拾う。何とそれは齢千年を超える妖狐の封印された姿だった。 　その夜、悪鬼に襲われ、危うく命を落とすところを、妖狐に救われたゆかり。聞けば妖狐…

　源氏物語サイドストーリー 　時には鏡に恋する人もいるのでしょう。 　あやかしと異能が当たり前の世界で、桐壺の更衣を描く短編です。

グリムノーツ、ゲームシナリオ応募作品です。 エクスたちが降り立った次の世界で出会ったのは、紅色の変わった衣装姿の子どもだった。｢祟ってやる｣不吉な呟きを実現すべく彼はとある伯爵の…

阿蘇の猫岳の化け猫の昔話を知っているだろうか。 真夏のこわい話の取材に来たテレビクルーは、猫又寺という怪しい寺で 肥後の国と、それより古くから続く、時を超えた奇譚の渦中に引き込ま…

　源氏物語サイドストーリー　 　藤壺に女御として迎えられた内親王輝子は、一人の少年と出会います。それは輝子の背の君となった帝の第二皇子でした。歳の離れすぎた帝にはかつての寵姫の面…

ある夜、何もない平原で、独りの少女は息を引き取りかけていた。 絶望と虚無の人生を歩み続けたその少女は、美しい女神に出会う。 女神は言う。 ――あなたの人生に意味を与えましょ…

思いつきの短編です。