「短編 音楽」を含む小説

散文詩の好きな所は、意味があんまりなさそうな所です。哲学を超えたところに詩がある、とある西欧の哲学者が言ったそうです。純粋で意味がないようだが、ある種の趣がある。詩はダンスや音楽…

　くたびれたヲタクOLの（PN）秋雨は、崇拝する神絵師・遠藤さんのアカウントが消え去っていることを知った。 　絶望する秋雨は一人、神の追悼式を行うことにした。神の作りし薄い本の数…

なんとなく日々を過ごした私に、疎遠になっていた友人の母親から連絡があった。 それは彼女が亡くなったという話だった。

音楽創作表現活動家、思考家であるアーティスト、 「Comay」（https://comay.themedia.jp/）が放つ、 十二星座をモチーフにした、新曲の無料リリース企画 …

いつもそこにそいつがいた。風を裂き疾走する鉄塊が、叩き弾きかき鳴らす音楽が空気を震わせるたび、僕の心さえも震えていた―― 車とバイク、そして楽器と音楽に魅了された人々が織りなす物…

私だけのヒーローだと思っていた。でも彼らはみんなのヒーローになってしまった。

うちの中学には十年ほど前から旧校舎に幽霊が出るという噂がある。でも僕は噂なんて元より信じていなかった。だけど訂正する。音楽室には確かに幽霊がいた。

万物はメタファーです。 なぜ人は砂糖とバターの焦げた甘い匂いに惹かれるのでしょうか。 なぜ人は夢を見て、年を取るのでしょうか。 そんな疑問を念頭に置いて、このお話を読んでみてくだ…

ある青年が手に入れたシングルレコードとマイナーアイドルにまつわる物語です。昭和歌謡、80年代アイドルの要素も多く有り（＋ちょっと洋楽）、自分は平成生まれなんですが当時を体験した人…

僕が初めて出会った女の子は、 ギターの音色のように綺麗な声をしている彼女だった。 名は、琴音。 彼女との幼い頃に交わした「約束」を果たそうとして、 それが叶わず数十年が経った…

KAC企画「お笑い・コメディ」短編。 あやかしぴあののスピンオフ短編となっております。 本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/1681670042…

某所に置いていたものを持ってきて加筆修正しました。2017年の作品。

音楽好きの「俺」と「彼女」が人生の中で一瞬だけ交わる。 その時、「彼女」が「俺」に作ったものとは。

新宿にある有名クラブ『W』で 音と酒に酔う夜。おれは奈々と出会った。 同じ空間を共有したふたりが行きつく先は──。

いつまでも、しこりのように残る後悔。 ひとりの音楽教師が心残りのまま、故郷へ帰郷した──。 小説と短歌をミックスさせた、約3100字の短編小説です。 思い切りよく、桜透空らしく…

どこかの世界の話です。 すでに存在する音楽からフレーズやメロディを音楽の作品に引用するのをサンプリングと呼ぶらしいです。 趣味の音楽をかき集めてフレーズだったりリリックだったり…

　神々が去ってから1000年以上たったフルール国。 大地の維持に必要な魔力を供給する舞を披露する神子の選抜大会が近づく中、キララン音楽院に通うリリンはいつものごとく、短気な性格に…

重版続々＆コミカライズ連載中！ ファンタジア文庫から大ヒット刊行中ラブコメ 「【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。」 （略称：地味かわ） そして、現在TVアニ…

おうちの中で生活のほとんどを満足してしまう私が、創作や趣味について広く浅く適当に語ってみようと思い立って、この有様。佃煮って何を材料にしても全部同じ味になるよね理論をもとに、いろ…

音楽の流行は洗脳のようなものだと思う。 どれだけ必死にいい曲を作っても、流行を作る薄っぺらな歌に勝てない。 だから｢俺｣は、音楽が嫌いだ。 ｢俺｣は、友人から演劇の公演用の音楽を…