「見えないよ」を含む小説

幼い頃から想像力が豊かだった京介は人の「思い出」が見えるようになっていた。様々な人の思い出が飛び交う世界の中、京介に「思い出」が見えない女子高生・向日葵と出会う。その頃世間では不…

「僕にしか見えない、変なイキモノ。普通の生き物よりずっとヘンテコで、見てると中々面白い」 　怪談は短くシンプルに。 「見える」少年の真実（まさみ）君が、見聞きした怪異をノート…

強い雨のせいで、前がよく見えなかった。 私は黒いコートを着た大柄な男の人に当たってしまった。 見上げたその顔は推しだった。 「また会えたらいいな」 そう推しに言われた。そし…

　高校一年生になった長瀬翔（ながせかける）は、一見強面のヤンキーに見えるが悩みがある。それは人には見えないバレーボールのような物が付きまとって来ることだ。 　このボールを蹴り飛ば…

「さいとう　みさき」は二人いました。 でも今は一人での活動に戻りました。 理由は「妻は緑内障を煩わせた」からです。 だってこのままじゃ目が見えなくなってしまうから。 だから私は……

病院や店舗で清掃員として働いてきた私。 捨てるものだから―、個室だから―、と気を抜いていてもこっちには結構色々分かっちゃっています。 人が捨てるゴミや個人スペースだと思われている…

誰からももう見られることはなくなった僕の人生

花が好きな妖精と歌が得意な少女がさまざまな町を旅する物語。 見えるものがすべてではないけれど、 見えないものを、人は見ることができない――。 ❁♪❁♪❁♪ Ⅰ.造…

『御愁傷様です。アナタが真犯人に決定❗❗』 美少女刑事アイアイが密室殺人を暴く❗ 【透明な鍵《カギ》】の掛かった密室トリックとは……。 密室で見つかった上級国民のドラ息子の遺体❗…

現代の社会、自分の未来に絶望している高校生の佐々木雄一。人生の岐路に立った高３の夏、様々な人々との出会いによって人生を大きく動かす。彼の目の前に現れるのは希望か絶望か。

覗き穴から見えたのは年下の恋人だった。しかし、そこに立っている訳ではない、どこか別のところにいる彼で、その彼の横には女がいた。

そのサメが産声を上げたのは八月一日、午後二時十七分のことだった。 扇野学園オカルト研究会の部室で物置と化していたサメはその日、突然自我を持った。 「どこだここ？！」 一声叫んだ…

僕――橘田柾人(きったまさと)には、恋の終わりが見える。 他人の頭上に、恋人と別れるまでの日数が表示されているのだ。 僕は、恋なんてくだらないと思いながら、クラスメイトの七里梓…

「ねぇ、そこにいられるの邪魔だから早くどいてくれない？」 色々な事情から自殺しようと心に決めて決行しようとしたら横から邪魔者扱いされた……。 ねぇ？　今の状況見えてる？　なんで…

ごく普通の男子高校生だった雨宮玲には一つだけ悩みがあった。それは顔が女の子にしか見えない事。そんなコンプレックスを持っていた玲はある日、空から落ちてきた鉄骨に潰され死んだ。 そ…

南雲智也、彼は昼寝をこよなく愛する高校二年生。 幼い頃より怪異が見えた彼と幼なじみの剣崎和泉は、前世――千年前から因縁を持っていた。 生まれ変わるたびに出会う彼らは、現代で何を想…

『お前はもう死んでいる』と、僕に言われた相手は3秒後に死ぬ。という能力を持つ思春期の僕は安全な公務員になろうと努力する。そんな話。 　―あらすじ― 　騎士になるために学園に通…

僕は死体を見ることが出来ない。 死体を見ることが出来ない主人公。 彼は自分の異常性を悟られないよう他人に合わせて日々を過ごしてきた。 それで問題はなかった。何一つ問題はなかった…

タイトルはノリで書いたけど、霊感は一切ありません。ビビりには見えないを信じている。そもそも、怪談噺的なのが好きであって、ブシュアアアッ！が平気なだけ。あんまりスッパンされるのは拒…

身元不明の年若な女性、ゼラ。 彼女はどことなくあらわれ、ゴミが山のように溜まった土地を黙々と片付けていく。 それを見た人々は、彼女を手伝うようにしてそのゴミの山を片付けるようにな…