「ハッピーエンド（？）」を含む小説

【カクヨムコン参加短編】 夏のある日、子育て中の洋子の前に現れたのは、昨夜、助けられたという蜘蛛男だった。 子育てに自信をなくしていた洋子は、蜘蛛男にどんな願いを叶えてもらうのか…

再利用型ロケットが普及した2054年。 宇宙に行くことは、学生の貯金でも不可能ではなくなっていた、そんな時代。 乗る人、飛ばす人、様々な思いをのせて、ロケットは今日も打ち上がる。…

元気いっぱいな人気者、チカ。筑紫とは正反対の性格なのに、なんで一緒にいてくれるのだろう。筑紫は自分の価値すらわからないのに──。 さくっと読めて、読んだら少しほっとする、とある凸…

高校二年生の夏休み、熊谷秀明はバイトに明け暮れる予定だった。バイトの帰り道、堤防で川を眺めているとサッカー部の美少女・市村亜衣が通りがかかる。２人は会話をするようになり、市村は自…

僕、持手無一人（もてなし・ひとり）は生まれてこのかた恋人ができたことがない。 良い雰囲気になってもなぜか、フラれてしまう。 そんな僕はダメもとで、とある神社にお祈りをしたんだ。 …

しがない陰キャ男子フミタケは、トラックにひかれ、異世界へ転生する。 前世ではチート能力で無双するのを夢見ていた彼だったが、授かったのは”尿意をコントロールする”というスキル。 …

「君だけをずっと想っているよ」 　幼いあの日、あなたはたしかにそう言ってくれた。 　そして、優しく愛を紡いでくれたその唇から今、私を拒絶する冷ややかな言葉が浴びせられる。 「…

ついに愛しのカッコいい王子様を聖女から奪ってやったわ！あっはっはっはっは！ あとはざまぁされるだけ！ さぁ"ざまぁ"実行者の皆さん。悪役は悪役として露骨に聖女を虐げ、王子様とイ…

突然、異世界に転生した私――アルベルティナ。 公爵家の娘として豪華な生活を送るはずが、周囲には何やら不穏な陰謀が渦巻いている様子。 そんな中、私の護衛として派遣されたのが、冷徹…

淡々としたお姉さんが、ショタと戯れるお話です。 よろしければ、どうぞ。(*_ _) ＜あらすじ＞ 道端でサンタの叔母様から、薄い本をもらったお姉さん。 それと同時に、ショタの…

目を覚ましたらそこは異世界でした。 この世界で生まれてからの記憶もある。 白い結婚であるはずの三番目の夫が私に手を出そうとしたから抵抗して、花瓶に頭をぶつけたところまでは覚え…

大食いに挑もうとするも、女子高生には無理だと門前払い。成人男性を装うしかない。「君にスーツを貸したら、おじさんは何を着ればいいんだ？」「簡単ですよ、私の制服を着ればいいんです！」…

突然王都から領地に戻るよう命令された子爵・ヨハン。仕事ばかりで新婚から5年も妻を放っておいた彼は、領地に妻を連れて行くのは身勝手すぎると考え、妻との離婚を決意する。

高校の入学式で私は本部冬華ちゃんに一目惚れをした。 両思いになれるように色々と頑張ったけど、ある日冬華ちゃんに彼氏がいたことを知ってしまう。（勘違い） 人生初の失恋を経験した私は…

公爵家の令嬢ペトラ・ポナンザは、ある日、婚約相手の王子から婚約破棄を言い渡される。 伯爵家の令嬢が仕組んだ罠によって、不貞行為を働いたと思われたのだ。 それによってペトラは国外に…

ある日僕は、真っ白なスライムと出逢ったんだ。 そう、このおはなしは、僕と、このスライムの、恋のおはなし。 初めは、このスライムに、亡くなった彼女の面影を追いかけていたんだ。 …

バツイチの轟が年末年始、故郷に帰省した際に。 已む得なく自分の部屋を片付けていると。 自分が夢中になった、ミニミニ四駆やプラモデルが、山のようにあった。 かつての宝の山を処分し…

１２歳にして、戦争回避のために隣国の王弟に嫁ぐことになった末っ子姫アンジェル。１５歳も年上の夫に会うなり、一目惚れした。彼のすべてが大好きなのに、私は年の離れた妹のように甘やかさ…

お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。 けれど、それに反比例するよう…

「アゼリア・フォン・ホーヘーマイヤー、俺はお前との婚約を破棄する！」 「王太子殿下、我が家名はヘーファーマイアーですわ」 　公爵令嬢アゼリアは、婚約者である王太子ヨーゼフに婚約破…