「怪談 あやかし 妖怪」を含む小説

　都市伝説、怪談、あやかし、異形の者。それらはたんなる噂や御伽話の存在であるはずだった。けれど、それは実在している。それを知る一部の者たちが、人に仇なすモノたちから守っていたのだ…

妖怪、怪異、あやかし。 魔は現代にその影を残し、妄執を果たさんとする。 地方都市、天埜で活動するとある探偵は、人界を守るために、或いは己の目的のために、多数の怪異と対峙する

高校生の漆野黒真は呪いのビデオの上映会でただ一人生き残ってしまう。呪いの影響で家族を失った黒真が転校先の高校で出会ったのは、黒真の後輩を自称する謎の少女・佐橋咲だった。 「——…

右手は人差し指だけにし、他の指は閉じてください。そして人差し指を曲げ、左手の親指に引っ掛けてください。 その形で、一礼してください。これがここでの作法です。

古ぼけた雑居ビルに居を構える「丹砂堂」。その主・丹砂と部下の葵の元には、今日も各地から妖しげな依頼が持ち込まれる。

桃乃華市にある桃乃華学園は、別名「もののけ学園」。 妖怪がらみのトラブルが数多く発生しているからだ。 どうやら、妖怪と縁がある生徒が少なくないらしい。

※あやかし探偵は恋を秘める　～封じの社と、笑う狐～の続編です 山間を走る豪華観光寝台列車“夜行桜”。 祝賀運行に乗り込んだ乗客の中で、突如ひとりの男が“殺される”。 車内には不穏…

妖の声なんて、誰にでも聞こえるものじゃないの。 宮殿を逃げ出した元王女・蘅音（こういん）は、妖の願いを「酒」で酌む、不思議な力を持っていた。 恨み、約束、祈り、さみしさ——百の妖…

仕事からの帰り道、僕はカカシに石を投げる子どもたちと出くわした。 注意して止めさせることも出来たけれど。 疲れていたし、そのまま見て見ぬフリを決め込んでしまう。 それが恐ろしい出…

※あやかし探偵は恋を秘める　～君の名を、怪異は綴る～の続編です ――その村には「神隠しの狐」が棲む。 ある日笑って消えた、花嫁の遺体。 そして届いた一枚の“遺影”。写っていたのは…

女装探偵・楠木薫と、不幸体質の小説家・京極堂白菊。 中学時代、怪異に襲われかけた白菊を救ったのは、巫女の血を引く薫だった。 時を経て、ふたりは再び“名を記録する怪異”に立ち向かう…

数々の異聞を混ぜた作品です。これ以上の説明は不要と見ました。私は戻ります。 続きが気になりましたらどうぞ、お好きに。 ⚠️注意書き。 この物語を読む際、辺りに誰かがいる事を確認…

安月給の営業職・小暮孝は、霊感の強い妻・梓と淀んだ街で暮らしていた。ある夜、用水路で不気味な女と出会い、首に赤い輪の印を刻まれる。それは生きた腸を求める怪異「首繰り様」の徴だった…

過労で疲れ切ったサラリーマン・吉岡は、高野山の麓にある古びた宿坊「無量光院」に迷い込む。帳場の女は顔がなく、宿の主人・玄海は大正時代から時が止まったままの僧だった。夜ごと現れる無…

怖いきつねの話 なろうでも連載しています。 極寒の『白狐塚の谷』に住む少女「お雪」と妖狐との暗黒の交流の物語。 この小説は過去に制作した作品を改稿したものです。 著作：斎藤薫 …

都会での満たされない思いを抱え、田中健二は津波の爪痕が生々しい漁港・竜舞崎を訪れた。釣りの最中、不気味な視線と水面に浮かぶ水死体を目撃し、「まだいる」という声を聞く。帰り道で全身…

視えるものと視えないものとの決定的な違い、それは目を奪われるか奪われないか、その違いだ。 あやめは自分が視えるものであることを皆に隠していた。言えば皆離れていってしまうから。たと…

私が執筆しているオリジナルホラー作品の短編集になります。 怪談・ほん怖・意味怖・ヒトコワなどなど…様々な作品を投稿しています。

世の中には怪異と呼ばれる、摩訶不思議な存在がいる。彼らは人間が生み出し、人間と共にいる存在。 いつも人間を驚かす彼らにも、ちょっとした悩みはあるかもしれない。

馴染みの古本屋で、奇妙な手記を見つけた。不可解な出来事が数多く書かれている。ホラー短編集のようだが、都市伝説の備忘録のようにも思える。フィクションなのだろうが、妙なリアリティをも…