「夏 悲恋」を含む小説

ちょっぴりダークで愛に溺れるような短編たち。どっぷりと深い闇に浸かりたい日におすすめなお話たちです。 ※昔に書いた短編たちを、ストーリーを明快にしてリメイクしたものを含め、短編…

病弱な令嬢の「貴女」にお仕えする「私」。夏、別荘地で、二人で遠くに打ち上がる花火を見つめながら、花火には無数の色があると「私」は思う。そして、「貴女」の中に秘められた、「表情」と…

　高校一年生の如月晴と榊原一夏の紡ぐ、甘さたっぷりの幼馴染同士の逢瀬。 　思い出の駄菓子屋に公園、初めて訪れる海に花火大会。 　なんの変哲もないカップルに潜む大きな秘密とは？

夏祭り、夏の夢を俺は見た

処女作です。 小説家になろう様にも投稿しております。

画家の夢を諦めきれない青年、色波透。 海で出会った少女、来海瑠奈に透は 瑠奈からインスピレーションをもらい 画家大賞展に出す絵を新たに描き始めていく。 そんな瑠奈とささやかな儚い…

太平洋戦争後、二つの大国によって南北に分断された日本。 南北の境界線となっている、鉄条網の近く、「南側」に暮らす幼い日の「私」は、壁の向こうの「北側」の村に住む、同い年の少女と出…

「ほんの数日の間、一面の花畑ができるんだよ、嵐のあとには」 3歳年上の夏夜子はオレのあこがれだった。中学時代に憧れていた3歳年上の幼なじみと過ごした最後の日々。短いです。この物…

そうだ、夫の骨で花火を作ろう。 思い立ったが吉日という言葉がある。家訓である。 夫を亡くしたばかりの汐里は、そんな風に思い立って友人とともに花火を作り始める。なんてことはないた…

「しかし、なんだなあ、老いらくの恋は身の破滅だな・・・」 政五郎が妙なことを口にした。 「赤城の万次郎が、若い妾を溺愛して、四十八手本の女役にしたり、いっしょに歌舞伎見物に出かけ…

ある夏祭りの夜、人の娘と白妖狐は出会う。 以下はこの物語の最初から最後までのあらすじです。（ネタバレ注意↓） 人の娘と白妖狐の織りなす恋物語です。 主人公の妖としてまだ力を持っ…

高校の部活動で部誌に寄稿した作品に若干の加筆修正をしました。 架空の国を舞台に、生まれながらに役目を背負った第三王子と、第三王子の護衛として造られた女の子との悲恋。 技量が足り…

中学三年の春、盲腸で入院した。簡単な手術を終えた僕は桜の木にたたずむ美少女に出会う。 同い年の彼女は小さい頃から入退院を繰り返し、最近になって余命宣告を受けていた。 医師になって…

短編集です。 「さくら大嫌い」と「紅葉が似合うあの人」が、女の子が女の子に恋をする話で、「雪の上でのキャッチボール」が、男が男に恋をする話です。 「ラムネ瓶のビー玉」は、女の…

　この作品の続編【最低の彼を求めて～ダメ男を想い続ける女子高生～】の連載を開始しました！！ 良ければそちらも読んで頂けたら有り難いです。 《あなたが求める最高の青春ってなんです…

彼女は生きてゆく。あの夏の想い出を胸に抱えて。 第三回角川武蔵野文学賞応募作品（最終選考）。 ＊続編を書きました 「近くて遠い、その一歩」 https://kakuyomu.j…

夏の青が香る森の中で、少年と少女が巡る想い出と、彼らだけの言葉。 これは彼が最初の彼女を見送った、七日間の話。 木漏れ日の向こう、約束と共に。僕は、また逢える君を待っている。 …

日向 冬音は夏休み前に原因不明の高熱で学校を休んだ。 復調して学校に登校した冬音は今までと違う教室の風景に困惑をする。 それは自分の席の後ろに席が増えていて、自分だけが知らない青…

中学のある日幼なじみが交通事故でこの世を去った。 だが、一年後再び俺の目の前に現れて言った。 「未練晴らすの手伝ってよ」

　平城歩叶は12月にひとりで死んだ。 　高校時代、歩叶の恋人だった清沢優星は、大学進学を機に仙台でひとり暮らしを始める。歩叶との思い出が詰まった故郷から逃げ出して、一日も早く彼女…