「#文芸」を含む小説

作家主人公が、夜の散歩道で出会ったのは自作の登場人物だった。 「夢」と「現（うつつ）」が入り混じる、入れ子構造の物語。 *良いキャッチコピーが思いつきません！

幼馴染との淡い恋物語です。

「夢幻鉄路」「汽笛を聞いた夜」に続くシリーズ最終作。夢幻鉄路の主人公のふるさと再訪から数年後の物語。今度は二人で──。 シリーズ過去作は以下になります。合わせてどうぞ。 「夢幻…

《あらすじ》 明治期に文化の街として発展した菅原市。 この街の大学に通う太一はふとしたきっかけから、人ではないものによる怪異"異界騒ぎ"に対処するための組織「客士院」の一員とな…

会社と自宅を往復するだけのつまらない人生を送っていた雨澤幸良。独り暮らしのワンルームに帰宅すると、謎の女が居座っていた。彼女はここが自分の家だと言い張り、実際に、幸良の記憶にはな…

　物語の舞台は、現代ドイツの西部に位置する学生街デュースブルク。毎日を怠惰に生きる経済学部の学生レネー・エッティンガーの隣部屋に、日本人留学生の雨柳馨（ウリュー　カオル）が引っ越…

《こちらの作品はショートショート集「彩るアルバム」にも収録されています》 誰にでもあるはじめて恋におちる瞬間、それは散る花びらのように儚く美しい。 淡いピンクのはつ恋色に染まる…

空飛ぶハンマーヘッドシャークが日本の夏の風物詩になって早十数年。 ある日、葉月の目の前に一頭のハンマーヘッドシャークが落ちてくる。 しかもその中から楓夏と名乗る少女が飛び出して…

動物と会話する不思議な力を持った男、羽村正貴（はむらただき）。流行らない害獣駆除の事務所を営む彼は、こっそり駆除対象の動物を助けるということを続けていた。マイペースに投げやりな生…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

東方から〝神を殺しにやってきた〟青年、コウシロウ。 行き倒れた彼を助けたのは、大陸一と讃えられる歌姫、ファナティア。 彼女の所属する移動劇団に護衛として雇われ、旅することになった…

初めての投稿作品です。 温かい目でみていただけたら嬉しいです。 （2019年8月25日 投稿作品）

主人公、織部宗次(おりべむねつぐ)はバイト帰りに自動販売機に立ち寄ったら、そこにはパーカーの少女、葵凪(あおいなぎ)が先に大量の飲み物を買っていた。その光景に衝撃を受け、凪の『秘…

舞台はとある高校の文芸部。 ライトノベルが大好きな先輩と、本を読まない可愛い後輩の物語です。

戦場を抜け出した少女と青年。言葉の通じない二人は、小舟に乗って脱走の旅へ。クラシック音楽、チャイコフスキー作曲、『舟歌』を基にした短編小説。

　これは、誰も望まない恋。 　そして、望めない恋。 (ハッピーエンドではありません。) 　2019/8/17　完結

　お母さんが自殺した。 　お父さんは家出した。 　タチの悪い両親がいなくなったことにより、むしろ生活が楽になった女子高生の椎名そら。自分が彼らのようになる前にと、誰にも言わずに…

　絵画や映画、音楽に文学。 　メジャーが存在する芸術には必ずマイナーが存在する。あるいはインディーズとでも言おうか。公式という表舞台の外に広がる、その果てさえも見えない作品群に好…

「昔好きだった人に似てる」 「会ったこともないけど知ってる人」 「私の愛した真夏の死神」 「いつか映画か何かで観た気がする少女」 「私の分身」 そんな女の子の話です。

不良少年タケル。彼は学校よりも夜の路地裏の地下のライブハウスにいることの方が多いような学生生活を送っている。 教室と教科書よりもフリースタイルバトルとストリートファイトを棲家にし…