「音」を含む小説

「小泉花音は自重しない」二次創作を書いてみました。 自分で読むために書きました。 小説を書くこと自体、不慣れなため見苦しい文章があるかもしれません。 ※かなり不定期更新のため、…

　鳥音は、前世のトラウマから喋ることを極端に恐れるようになった。自分が何もしなければ、大切な日常を守れると信じていた。しかし無情にも、その宝物は崩れかかっているものだと知ってしま…

　●あらすじです。ネタバレですので以下を読まれないことを推奨します。 　可愛がられっ子の男子高校生主人公、朱音公春(あかねきみはる)はいつも学園で不良少年マークを頭とする可愛が…

　あの刃の落ちる、ドスン、という重苦しい音。 　首も、大気も、見ている者の意識すら、すっぱり切断してしまうかのような。 　血しぶきだって、死体だって、ネットにはいくらだって転がっ…

ボーイズソプラノ合唱団で十年間歌い続けていた高坂優音〈こうさかゆうと〉。ある日突然、社長から退団するように言われる。落ち込んでいる中、とある人からの手紙を読むと・・・。

　性・暴力や殺人に対する法律がない。そんな世界の出来事。 　私が初めて殺したのは父でした。 　中学一年生になった頃から、父は私の体を触るなどの性的虐待をするようになりました。…

　父の仕事の都合で東京へ転入する羽目になった桜木 海。　 　田舎者らしく東京と言う街へ期待があればよかったのだけど、そこまであこがれとかは無くダンスメンバーと楽しく地元の大会に出…

夢で告白されて以来音儚を意識し始めた唯、唯の行動や存在に惹かれていく音儚。二人はいくつかの出来事によって離れたりくっ付いたり。両片想いの二人の結末は___________

「　地下室から、ゴリゴリという音が聞こえる。 　　わたしは、九十九のたてているこの音がだいっ嫌いだ。 　　耳を塞いでいても響く音は、いつまでもつづいている。」抜粋。 　子供たち…

主人公・香一が密かに想いを寄せる幼馴染・絢音の背後に彼女の命を奪う死神が現れた。 それをなんとかできるのは香一だけ。香一は死神の魔の手から絢音を守り切ることができるのか。 愛と命…

棗藤次は、司法修習生の同期谷原真嗣と暮らす、京都地方検察庁の名物検事。 笠原絢音は、統合失調症を患う、暗い過去を持つ薄幸の美女。 出会いは偶然のようで、必然だったのかもしれない。…

音もなく近寄られ、脇腹が焼けた。黒いフードを被った人物は、ぱっと手を離した。一瞬にしてまどろみ、祇園囃子の鐘の音がぬるりと耳に滑り込んでくる。右に逃げたが、いや、左か。山鉾やまぼ…

李仁と湊音、二人は環境も性格も違う。 出会うことがなかったら混ざり合うこともなかったのだろう。 そんな2人の出会いから2021年からのはなし。

私は、どうしたいんだろう―― 高校最後の夏、茜音は五年前の恋人と再会を果たす。終わってしまった初恋と向き合う、痛々しいほど救いのない恋愛譚。

光羽(みわ)　主人公。 　　　　　苦難を乗り越え、未来を切り拓く。 天葉(あまは)　自殺した。　 笑人(えと)　病気で亡くなる。 良(りょう)　光羽の現在の恋人。 真偉(し…

　——私は音に恋をした。 　——でも、恋の音とは、どんなものかわからない。 　結婚をしていない三十三歳の女、眞野しほり（まのしほり）。 　甘えたがりの性格から、元彼から「…

満月の夜に鬼が出ると噂の山がある。 今夜も綺麗な満月が夜空に浮かぶ。 山に差し掛かった男は自ら鬼に歩み寄る。 なぜなら「鬼が奏でる笛の音が綺麗だったから――」 表紙絵 htt…

「血を吸わせて貰う代わりに 君を怪物から守ってあげるよ」 それから僕と彼女の吸血同盟がはじまった 「まぁ怪物を倒すための手助けはして貰うけどね」