「＃ボタン」を含む小説

待ちに待った卒業式。 積もり積もった想いを叶えるため、とうとうこの日、私はあの子の第二ボタンを取りに行く。 な、の、に。

　一九九〇。 　にこやかにほほ笑んだまま頷く老人の顔を見ながら、僕は停車ボタンを押した。 「いってらっしゃい」 　僕は限りなく三十年近く前の過去へと足を踏み出した。 〈参考書籍…

主人公の賛太はある日、神様に殺された。 話を聞くと勘違いで殺されたらしい。バンナソカナお話がありますか？ と尊大な態度で責任を追及したところ、なんと神様は反省し、天界で長らく封…

気がついたときにはエレベーターに囚われていた主人公 階を選択することもできずに上下のボタンしかない。 エレベーターが止まると、待っていたのはまたエレベーターで……？ ↓前回…

高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。 倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……？…

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

小説の完結は醍醐味だ。最終話を書き上げて投稿ボタンを押す。「ポチっと」この瞬間が快感だ。 新着ページと完結済みページに踊る「完結済み」の文字。見るだけでうっとりする。 俺の作品が…

世間を騒がせた幼児失踪事件。 犯人ではないかと疑われる母親が、探偵佐久間友貴（ゆき）の元へやってきた。調査を進めるうち、ある真実に辿り着く。

「もううんざりなんだよ」 「お願い……そんなこと言わないで……これからは心を入れ替えるから……ねっ？」 「うるせえ。二度とその面見せんな。出てけぇー！」 　俺と彼女はどこまで…

【あらすじ】 何処にでも居るような平凡な一般会社員だった主人公は突然謎の白い空間で目が覚める。 そこでは、何かゲームとかで良く有るキャラクターメイキングのような装置があり、彼は…

　幼馴染みに告白するため、公衆電話を使って海に呼び出した。 　俺も海に向かおうとするが公衆電話のドアが開かない。 そして、電話にある謎の赤いボタンを押すと、電話Boxはある物へと…

闇の力から世界を守るため、少女たちが戦う物語。 この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称などはすべて架空であり、実在のものとは関係ありません。 応援する（ハートのボ…

不慮の事故で命を失ってしまった涼子、振り返りの世界に留まり前世を悔やんでいた。 しかしこの世界「やり直しボタン」があることを知って大喜びします。 そしてあっさり人生をやり直すこと…

パン屋で働く少女は、素直な気持ちを告げられなかった。 珈琲を淹れてくれた少年に、"美味しい"と。 喫茶店で働く少年は、本当のことを言えなかった。 パンを作ってくれた少女に、"また…

◼️あらすじ 『あなたはBANされました』 井上梨名は眠い目を擦りながらカップ麺が出来上がるのを待っていた。ゲームをやり直そうとリセットボタンを押した梨名が目にした光景とは？ …

ザ・ブラック企業の『けたらはシステム株式会社』に勤めていた土浦芳樹（つちうらよしき）は、取引先相手の笠間一葉（かざまかずは）からの取引に乗る形で、住み込みの女子寮の管理人へと転職…

主人公の、松木大輔は 「これダメ、これいや」 と言われる 三次元に嫌気が差していた しかし、そんな大輔の前に 謎のお爺さんが 「このボタンを押すとタイムスリップが出来るぞ！！」 …

電話でつなぐ、二人のお話を五つ。 もし、声が聞きたいと 本当の気持ちを隠して 受話器越しに伝えたら そんな事を考えながら 切りたくもない電話の ボタンを押してしまう また明…

春に出会い、夏は中々触れ合えなくて、秋には少しずつ近づいていく。 冬には縮まった距離も、春にはまた遠ざかる。 桜の少女は疲れ果てた男と会うたびに、小さい心をトクンと跳ねさせる。 …