「見えないよ」を含む小説

冒険者がクエストを達成する行いは多くの人々に様々な形の幸福をもたらす。冒険者は富と名声を得て、依頼者は困り事から解放されたり日々の暮らしが楽になったりもする。そして、冒険者と依頼…

【本文増量試し読み・掌編三編一挙公開】 生まれてこの方、須磨軒人（すま・のきひと）に安心できる場所はなかった。 どこにいてもお化けに苛まれる。人に憑りつき、人を殺す“真っ黒な…

《あらすじ》 春の季節、新高校二年性になった私 桜木くるみ は演劇部。部内きっての女優として、そして先輩として張り切って活動中！そんな部活に入学式でちょこっとお助けした新入生 乙…

天体観測に行ったのに、空は曇天で星ひとつ見えない。 そんな彼らには何がないのか、当ててください。5分で読めます。

・簡単なあらすじ クールで狂暴なポニテお姉さんが、溺愛する双子の妹と共に、怪事件を暴力で解決していくお話。 ・真面目なあらすじ 新宿は歌舞伎町にて、ひっそりと店を開く「始末屋ジ…

大企業の息子(高校2年)はネットを駆使し売買をしている、だがとある事をきっかけに自分のしてきた事を悔い改め責任をとることに 自分しか見ていなかった男の罪と罰の話しである

綾香は帰省していた。 ついでに実家の掃除をしてきた。 近所の人から話をされて。

　長編小説を執筆するための、“イメージ固め”のメモ箱みたいなもの。 　だから、順番通りに読んでも、きっと、なんの物語も見えてこないと思います。 　ただ、ここから、作品を１つ、書き…

周りの環境に呆れ、才能さえ周りに潰された主人公。この世界は自分にはどうやら合わないようだ。だから僕は新しい世界へ、何も言われない世界へ行こうか。そう思い自らの命を絶とうとするが…

私は幼い頃、母と共に「みちびき地蔵」に集うたくさんの亡者を見かけた。しかし父は信じず、村に知らせようとする母を止める。翌日、村を津波が襲った。父の尽力により、村は復興する。月日は…

「……」 ──また「いる」や。 私は昔から「あるモノ」が見えていた。 でも、それが「何か」なのかは全く分からない。せめて「人の姿」とか「化け物の姿」をしてくれていれば、それ…

　彼はこの日、22時32分になってもまだ仕事を続けていた。最後に定時退社したのはいつ以来だろうか。くたくたになりながらもようやく仕事を終えて、終電に走る毎日に嫌気が差していた。そ…

辛く重たいリスクは百も承知よ。 地球トラベルを楽しみに来たからには、 この星で体験した様々なミラクルを 地元？に帰って皆に報告しなきゃだわ。 私、忘れっぽいからここにメモっと…

ーー12月25日 私は産まれて間もない我が子を捨てた。 それは闇属性だからか、はたまた最愛の妻が亡くなったからなのかは今考えても私には分からない・・・ 目に映る全ての…

ある心霊スポットを訪れたオカルト研究会の部員たち。 彼らはひょんなことから、真夜中の公衆電話で、都市伝説を試してみることに……

少女は物心ついた時から視界が暗闇に覆われていた。 暗い檻の中で数年を過ごしある時、市場で奴隷として売りに出された。 背の高い細身の変な魔術師に買われ全てが終わった。 しかし、彼女…

　死んだ、綺麗に死んだ。 　病床の中、待ちに待ったゲームの続編をクリアしてすべてのエンディングを見た。もう思い残すことは無い、きっとこれが満足死と言う奴だろう。 　ところが私は、…

冒険者になり、その優秀さを遺憾無く発揮していた主人公、エディ。 それ故に、完全に俗世では浮いてしまっていた。 やることなすこと、注目の的になり、まるで彼を中心に世界が回っている…

「友人の体から〝糸〟が伸びている」という相談が『不可思議なレファレンス』に依頼された。 　不可思議なレファレンス担当——御前と書いてミサキは、普段はおなじ図書館に併設されたカフ…