「怪異 あやかし」を含む小説

宮田八戸（みやたやえ）、25歳。美貌の青年は、ある探偵事務所に勤めている。 彼の雇い主は、閑古鳥の事務所を抱える探偵・高雄ジュン。 慎ましく平和に暮らしたい八戸と高雄だが、舞い…

美大生の美沙緒は人物画だけが異様に苦手なのが悩み。 しかし苦手を克服する為始めた似顔絵描きが切欠で、人間に紛れて暮らす怪異――モノノ怪の存在を知ってしまう。 口止めと身の安全の保…

週末、喧騒を離れて一人を楽しもうとキャンプ場に向かった私。 到着してテントも立てた後、併設されたトレッキングコースに足を踏み入れる。 この先の展望台でお昼にする積りなんだけど、茂…

──差し出すその手が空を切るかどうかは、差し出してみないとわからないのだから── とある田舎町に様々な"縁"が常人より僅かに深い少女がいた。特別な力は持たないが、"彼等"に寄…

料理とお菓子作りが趣味の大学生、氷川衛は彼女・穂乃香が失踪したことをきっかけに彼女の兄だという不思議な和装の男、涼生とその妹瑞葉と東京の下町、深川で同居生活をはじめることになる。…

僕、干乃赤冶(ほしのせきや)と円藤沙也加(えんどうさやか)はオカルト好きの大学生。 顔を合わせれば都市伝説や陰謀論、宇宙人やホラー映画と言ったオカルト話を始める。 「気になった…

人間の怒りや悲しみ、嫉妬等の負の感情の隙間に入り込んでくる「取り憑くモノ」 彼らは取り憑いた人間の感情を、記憶を、すべてを食いつくし、その人間に成り代わる それに立ち向かうのは、…

　『あなたは、神さまですか？』 　少年の奇っ怪なその言葉から物語は幕を開ける。 　少年少女三人と三つの都市伝説が繰り広げるのは、怪異に溢れた街の謎を紐解く奇譚。 　彼らは己が命…

霊やあやかしが見える『二階堂誠一』は、五年前に出会った妖狐『蒼矢』とともに便利屋『幽幻亭』を営んでいる。 得意分野は、主に幽霊や妖怪が絡んでいる事件。 「不可思議な現象でお困…

スマホをお供に廃墟巡りをする男が遭遇した怪異と、その意外な顛末をご覧あれ。 「お題　スマホ」の為、連載作「あやし　あやかし」より語り部が出張してお送りします。

高校1年生の雨月悠(あまつき　ゆう)は、入る部活に悩んでいたところ、オカルト研究部に強制入部させられてしまう。そこには見た目は美しいのに怪異好きで変人の部長と、語尾が「にゃん」の…

月刊怪奇ファイルと言うマイナーオカルト誌の記者、宮本とアシスタントの神谷が取材に行った先での怪奇現象に巻き込まれていく。今回は山の怪異三編と題し、＃１『変わり・まじわり』＃２『呼…

「あやかし」と呼ばれる怪異が集まる町・鵺栖町に留学してきた幻は、あやかしに殺されバラバラになった祖母の遺体を集めている。 神社の息子・社や仲間達と共にあやかしに対峙するたび、変わ…

基本どの話からでも読める怪異譚です 都市伝説になりたい人間、都市伝説になりつつある人間 そしてすでに都市伝説である人間の三人が織り成す怪異奇譚

pixivにあげている短編小説の登場人物、桜花さんと不知火の出会いの話です。 怪異の存在が出てきます。

警視庁内部にすらその存在を知る者は数少ない、世に秘匿されたチーム、その名も特殊事案調査課。 寝食不要の万代課長率いるは、剛腕無敵の塩津刑事、妖艶なるドクター久良岐央子、そして霊媒…

124年ぶりの2月2日の節分。その間隙に入り込んだ怪異……

　霊異。 　そう呼ばれるモノを、私は見てきた。　 　人ならざるモノ。闇に巣くうモノ。 　それは生物と呼ぶには余りに死に体で、非生物と呼ぶには余りに生き生きとしていた。 　私…

無機質な毎日を消化していた少年。 ある日の深夜、その少年の滅多にならない電話が突如鳴りだす。

小菅始（こすげはじめ）３１歳。鬱病と転職の末、辿り着いたのは不可解な現象ばかりが起こる現場の清掃作業だった。地下の清掃作業ではドアからあふれだす奇怪な生物と首のとれた同期の復活を…