「ショートショート 恋愛」を含む小説

習作で書いた一話完結の掌編小説（500～1000文字ぐらい）をまとめたものです。 随時更新・追加していきます。 ジャンル分けしていませんので、苦手なモノが混ざっていたらごめんな…

様々な感情が渦巻き、やがて満足感と共に私は眠る……。映画の６Ｄ上映を後にした私は、感情をオーバーライドする技術がいかに画期的だったかを考え、あなたのことを思う。私たちはただお互い…

24歳、会社員の神崎雪乃。 私は、好きな人とキスをしたことがない。 っていうと、元彼には大変失礼なのだけど・・・。 自分から本気で好きになった人という意味で。 後悔していること…

「雨」に人はどんな印象を持っているだろう。 暗い、陰鬱な、といった後ろ向きな印象だろうか。 外で遊べない。洗濯物が干せない。気分が沈んでしまう。 しかし、時にはこう感じるこ…

照れ顔が可愛くて。

息子のマナトの葬儀の日。 マナトの父親の田代は、息子の母親の洋子と初めて出会う。二人の子は人工授精で作られた子どものため、遺伝子を提供しただけの二人が会う機会は今までなかったのだ…

私には双子の弟がいる。 弟が進学したのは男子校だ。そしてその高校へは、私が片思いをしている男子も通っている。 修学旅行の前日、弟はインフルエンザになった。 私は弟と入れ替わり、…

「タイムスリップするならどこに戻りたい？」と聞かれた僕はいろんな時代を思い出します。県内トップの高校に行っていた時代、難関といわれた大学の時代…。その中身は失敗だらけ。

冷たい雪の降る昼下がり。 雪景色の写真を撮りたいと言う彼女に僕は付き添った。 寒さのなかで、彼女がシャッターをきる、その理由とは。

「かすみ草の花の種、植えたいの」 治らない病を抱えた彼女は、お気に入りの野原でそう言った。 彼女の笑顔はいつもかすみ草の白い花のように輝いていた。

ある雨の日、麻衣子は一匹の猫を拾った。 その猫を拾ってからというもの、彼女にはさまざまな出来事が立て続けに起こるようになる。 これは猫による、招福なのか、はたまた災厄なのか。 彼…

まもなく2年目になろうとする私、スマートフォンが振動し、画面を見ると「今、トイレで泣いてる」と小谷さんが同期のグループラインに投稿していた。あなたならどう返す？

建築学の理論「パタン・ランゲージ」を人間関係に応用し、パートナーと共に新しい恋愛のパターンを模索する物語です。

星間郵便局の配達の合間に入った、親友のユートからの通信。 「わたし結婚するの」 彼女に言えない想いを抱えながら、ぼくは久しぶりに地球に帰還した。 「ぼく」 地球人の女性。星間…